レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.05.01 18:29
更新日: 2018.01.01 17:05

WECスパ:トヨタ、初の3台体制で挑む。国本「経験豊富なドライバーからの助言は嬉しい」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


ル・マン/WEC | WECスパ:トヨタ、初の3台体制で挑む。国本「経験豊富なドライバーからの助言は嬉しい」

 WEC世界耐久選手権に参戦するTOYOTA GAZOO Racingは、5月4~6日に行われる第2戦スパ・フランコルシャンに、初の3台体制で臨む。

 4月に行われた第1戦シルバーストンを勝利で飾ったトヨタにとって、今週末のWECスパはホームレースのひとつと言えるレース。ドイツ・ケルンにあるトヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)の拠点からも近く、週末には多くのスタッフや、その家族が応援に駆けつけるという。

 また、トヨタは2014年に、スパでWEC初優勝を飾ったほか、昨年もレース中盤にエンジントラブルが発生するまで、2台揃ってレースをリードしており、相性もいい1戦だ。

 このWECスパは6月に行われるシリーズ天王山、ル・マン24時間耐久レース前最後の実戦ということもあり、各チームとも、ル・マン24時間を見据えた体制を整えてくる。

 トヨタも例外ではなく、ル・マン24時間を見据えてローダウンフォースとハイダウンフォース、2種類のエアロキットを同時に投入する上、3台目のトヨタTS050ハイブリッドを実戦デビューさせる。

2017WEC第1戦シルバーストンでポールポジションを獲得した7号車TS050ハイブリッドのドライバーたち
2017WEC第1戦シルバーストンでポールポジションを獲得した7号車TS050ハイブリッドのドライバーたち

 第1戦シルバーストンでポールポジションを獲得した7号車(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ-マリア・ロペス)と優勝した8号車(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/アンソニー・デビッドソン)の2台はハイダウンフォース仕様のエアロキットを装着する。

 ステファン・サラザンとニコラス・ラピエール、そしてこれがWECデビュー戦となる国本雄資が乗り込む9号車は、ル・マン24時間を見据えたローダウンフォース仕様だ。

■国本雄資「スパについてはゲームやビデオでも勉強している」


関連のニュース