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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.05.09 12:53
更新日: 2017.05.09 12:54

WEC:ポルシェ、第2戦は3位&4位。ロッテラー「ラ・スルスのブレーキングで抜かれるとは」

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ル・マン/WEC | WEC:ポルシェ、第2戦は3位&4位。ロッテラー「ラ・スルスのブレーキングで抜かれるとは」

 5月6日にベルギーのスパ・フランコルシャンで第2戦の決勝レースが行われたWEC世界耐久選手権。2台のポルシェ919ハイブリッドでタイトル防衛に挑むポルシェは、総合3位、総合4位でレースを終えた。

 4月の第1戦シルバーストンと同様、この第2戦にもローダウンフォース仕様で挑んだポルシェは、決勝レースでタイヤの摩耗やフルコースイエローの不運に苦しめられた。

 予選でポールポジションを獲得した1号車ポルシェ(ニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー/ニック・タンディ)は、スタート直後はポジションを維持したものの、10周目にバスストップシケインで7号車トヨタに交わされ総合2番手に後退。

2017WEC第2戦スパ 1号車ポルシェ919ハイブリッド
2017WEC第2戦スパ 1号車ポルシェ919ハイブリッド

 その2周後にはラ・スルスへの進入で8号車トヨタに、21周目にはチームメイトの2号車ポルシェにも交わされ、総合4番手までポジションを落としてしまった。

 その後はピットのタイミングで一時、総合2番手までポジションを上げたが、94周目のピットイン直後にフルコースイエローが出される不運が重なり、116周目には総合4番手へ。

 そこからポジションを上げることは叶わず、優勝した8号車トヨタとは50.155秒差、3位の2号車ポルシェとは33.291秒差の総合4位でフィニッシュした。

2017WEC第2戦スパ 2号車ポルシェ919ハイブリッド
2017WEC第2戦スパ 2号車ポルシェ919ハイブリッド

 5番手からスタートした2号車ポルシェ(アール・バンバー/ティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー)は、オープニングラップの1コーナーで前を走る9号車トヨタがオーバーランした隙に、ひとつポジションアップ。21周目には1号車ポルシェを交わして総合3番手まで順位を上げる。

 その後、総合2番手までポジションを上げた2号車ポルシェは49周目には給油とタイヤ交換、ドライバー交代のフルサービスを行うためピットイン。総合4番手でコースに復帰する。

2017WEC第2戦スパ 2号車ポルシェ919ハイブリッド
2017WEC第2戦スパ 2号車ポルシェ919ハイブリッド

 そして総合3番手に1秒差まで迫った55周目、右リヤタイヤがスローパンクチャーするアクシデントに見舞われ緊急ピットインを余儀なくされた。その後、2号車ポルシェは2時間以上に渡り総合4番手の座をキープすると、116周目に1号車ポルシェを交わして総合3番手へ浮上する。

 以降も、ファステストラップを記録するなど、速さを発揮して総合2番手の7号車トヨタを猛追。レース残り1時間のタイミングで1.433秒差まで迫ったが、オーバーテイクは叶わずず、総合3位でチェッカーを受けた。

■チーム監督「最高のパフォーマンスは出し切っていない」


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