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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.05.27 10:16
更新日: 2017.05.27 10:27

ニュル24時間:アウディ抑え、SCG-003Cがポール奪取。日本勢はトヨタがクラス2番手

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ル・マン/WEC | ニュル24時間:アウディ抑え、SCG-003Cがポール奪取。日本勢はトヨタがクラス2番手

 ドイツ・ニュルブルクリンクで開催されている『第45回ADACチューリッヒ・24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)』は5月26日、公式予選2回目とトップ30予選が行われ、SP-Xクラスの704号車スクーデリア・キャメロン・グリッケンホウスSCG-003Cがポールポジションを獲得した。

 SCG-003Cは、アメリカン人ドライバーのジェフ・ウェストファールのドライブで8分15秒427のベストタイムを記録。ワークスサポートを受けるアウディチーム・ランドのアウディR8 LMSを0.675秒上回ってポールを奪った。

「限界までプッシュしていたし、(アタック中は)オーバーステアがひどかった」とウェストファール。

704号車SCG-003Cのジェフ・ウェストファール
704号車SCG-003Cのジェフ・ウェストファール

「僕たちの運命を分けるようなラップだった。1番最初のアタックもいい走りだったけど、このスポーツではそれを上回る会心の走りが生まれることがある」

「ここ数年ハードワークに従事してきたチームスタッフに報いることができたと思う。セッション開始前にブレーキバランスをアジャストしたのが効いたね」

704号車SCG-003C
704号車SCG-003C

「アタックラップ序盤はアンダーステア気味でタイヤのパフォーマンスを限界まで引き出す必要があった。アタック終盤は本当に限界の走りだったよ」

 ファステストラップを記録したことで、ウェストファールはチーム代表のジェームス・グリッケンホウスが設立した“グリッケンホウス・トロフィー”も手にしている。

29号車アウディR8 LMS
29号車アウディR8 LMS

 2番手グリッドはコナー・デ・フィリッピがアタッカーを務めたSP9クラスのアウディチーム・ランドの29号車R8 LMSが獲得。3番手にはロビン・フラインスのアタックでアウディチームWRTの9号車R8 LMSが続いた。4番手は22号車フェラーリ488 GT3だ。

9号車アウディR8 LMS
9号車アウディR8 LMS

 そのほかアウディ勢は10号車が5番手、28号車が9番手につけたほか、ワークスサポートから外れたフェニックス・レーシングの5号車も6番手となっており、予選レースからの好調を維持している。

 メルセデス勢の最上位は7番手につけたブラックファルコンの3号車メルセデスAMG GT3、ポルシェ勢はマンタイ・レーシングの59号車ポルシェ911 GT3Rの8番手が最上位だった。

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