WEC世界耐久選手権の2025年シーズン第8戦『バーレーン8時間』の予選およびハイパーポールが、11月7日(金)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた。

 ハイパーカークラスに参戦しているトヨタ・ガズー・レーシング(TGR)のGR010ハイブリッドは、今シーズン最高の予選グリッドとなるポールポジションと2番手を獲得。TGRの2台は、8日(土)の決勝レースに最前列から臨む。

 マイク・コンウェイ、ニック・デ・フリースとともに7号車を駆る小林可夢偉は、ハイパーポールのアタックを担当し、1分46秒826という全体で最速となるタイムをマーク。このタイムにより、7号車トヨタは今季初のポールポジションを獲得した。

 姉妹車の8号車はセバスチャン・ブエミ、平川亮とチームを組むブレンドン・ハートレーが予選アタッカーを務め、小林のポールタイムからわずか0.151秒差の2番手で続いた。これにより、TGRが最終戦の最前列グリッドを独占することとなった。

予選2番手となった8号車トヨタGR010ハイブリッド(トヨタ・ガズー・レーシング) 2025年WEC第8戦バーレーン

 TGRは今シーズン、厳しい戦いが続いたものの、チームとドライバーの粘り強い努力が今回の予選結果へと結実した。

 日が沈み、路面温度が下がるなかで行われた予選セッションにおいて、2台のGR010ハイブリッドは序盤のアタックで好タイムを記録し、上位10台によるハイパーポールへの進出を決める。2台揃ってのハイパーポール進出は、苦戦が続いた2025年シーズンにおいて2度目のことであった。

 トップ10グリッドを決定するハイパーポールでは、小林、ハートレーの両ドライバーがペースアップを図った。タイヤが暖まった3周目にアタックに入ると、それぞれ好タイムを記録した。2台ともチェッカーを待たずにピットに戻ったが、ライバルは可夢偉とハートレーのタイムを上回れず。この結果、TGRによるフロントロウ独占が確定した。

 トヨタは2017年以降、バーレーンで8年連続での優勝を達成しており、この最終戦をポディウムフィニッシュで締めくくるべく決勝に挑む。8時間にわたって行われる決勝レースは、現地8日14時(日本時間20時)にスタートが切られる予定だ。

■予選担当ドライバーのコメント

小林可夢偉(チーム代表兼7号車ドライバー)

「ふたたびポールを獲得できて、本当にうれしく思います。この結果は、チーム全員の多大な努力と素晴らしい仕事の賜物です」

「今シーズンは厳しい戦いが続いていただけに、それを乗り越えて予選ワン・ツーという結果を出せたことを誇りに思います。チームの誰もが懸命に頑張ってくれたおかげです」

「ただ、明日はまた新たな一日です。決して簡単なレースにはならないことは分かっていますが、我々の目標は勝利することです。準備は万端ですし、エキサイティングなレースになるでしょう」

ブレンドン・ハートレー(8号車ドライバー)

「チームにとって最高の予選になった。今日のパフォーマンスにはとても満足している。自分自身も良いアタックラップだったと思うが、わずかなミスがいくつかあり、守りに入ってしまった部分もあった」

「可夢偉は完璧な走りで、僕を上回るタイムでポールを獲得した。僕もポールを狙っていたが、今日は可夢偉を祝福したいと思う」

「最前列からスタートできるのはうれしいし、表彰台を狙う絶好のチャンスだ」

トヨタが苦難乗り越え予選1-2。ポール獲った可夢偉の視線はその先へ「我々の目標は勝利すること」/WECバーレーン
チーム代表を兼務する小林可夢偉のドライブで、7号車トヨタGR010ハイブリッドが今季初のポールポジションを獲得した 2025年WEC第8戦バーレーン

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