WEC世界耐久選手権に参戦しているトヨタGAZOO Racing(TGR)は11月9日、2025年最終戦『バーレーン8時間レース』のワン・ツー・フィニッシュを報じるプレスリリースのなかで、2026年シーズンに2台のハイパーカーをドライブする6名のドライバーを発表した。

 2025年は第7戦まで表彰台を手にできていなかった同チームは、11月8日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたシーズン最終戦で躍動。前日の予選でフロントロウをロックアウトすると、8時間の長丁場となった決勝レースでも終始力強いペースを見せ、7号車GR010ハイブリッドのマイク・コンウェイ/小林可夢偉/ニック・デ・フリース組が優勝をつかんだ。

 セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮の8号車も2位に続き、今季初勝利と初表彰台をワン・ツー・フィニッシュで飾った。

 トヨタにとっては2024年最終戦バーレーン以来、1年ぶりの勝利。これにより最大ポイント獲得したトヨタは、2025年のマニュファクチャラー・ランキングを2位に浮上して終えることとなった。

 その勝利を伝えるプレスリリースの末尾において、トヨタは2026年シーズンのドライバー体制を以下のように明らかにしている。

「この勝利により、TGRは厳しかった2025年シーズンを最高の形で締めくくることができました。チームはこの勢いを活かし、2026年シーズンへと全力を注ぎます」

「来シーズンはアップデートされた車両が投入されますが、ドライバーラインアップに変更はなく、小林、コンウェイ、デ・フリースが3年目、ブエミ、ハートレー、平川が5年目の布陣でタイトル奪還を目指します」

 リリース内でも触れられているとおり、トヨタは5シーズンにわたって使用してきた現行型GR010ハイブリッドが2025年限りで役目を終え、2026年からは“エボ・ジョーカー”制度を利用してのアップデートを施した車両で戦うことをすでに発表済み。10月には最初の実走テストも終え、チーム代表を兼ねる可夢偉は「間違いなく、トヨタの歴史史上、一番カッコいいクルマになるはず」と語っており、ホモロゲーションの取得と正式なお披露目が待たれるところだ。

 ポルシェ963のファクトリーチームが撤退、ヒョンデ傘下のジェネシスが新型LMDh車両を投入するなど、動きの大きい2026年シーズンに向け、トヨタは3月の開幕戦までのオフの間に、不変のドライバーラインアップでアップデート車両を鍛えていくことになりそうだ。

トヨタが発表したティザー画像
10月1日にトヨタGAZOO Racingが発表した、アップデート版GR010ハイブリッドと思われる車両のティザー画像
2025WECプロローグ
2026年もトヨタGAZOO RacingからWECへと参戦することが決まった(左から)ニック・デ・フリース、小林可夢偉、マイク・コンウェイ、セバスチャン・ブエミ、平川亮、ブレンドン・ハートレー

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