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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.06.04 22:20
更新日: 2017.06.05 01:53

ル・マン公式テスト:午前は8号車トヨタがトップタイム。ポルシェは4、5番手

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ル・マン/WEC | ル・マン公式テスト:午前は8号車トヨタがトップタイム。ポルシェは4、5番手

 ル・マン24時間公式テストデーは6月4日、フランス・サルトサーキットで午前のセッションが行われ、TOYOTA GAZOO Racingの8号車TS050ハイブリッドがトップタイムをマークした。

 毎年、ル・マン24時間レースの2週間前に行われる公式テストデーは、6月14~18日の本戦に出場する全60台が参加。各チームは、現地時間9時から13時、14時から20時までの計8時間にわたる走行時間のなかで、各種テストメニューをこなしていく。

 午前のセッションは、中嶋一貴がドライブする8号車トヨタがセッション終盤に3分20秒778を記録し、総合トップに立った。総合2番手には小林可夢偉のドライブで3分21秒450をマークした7号車トヨタTS050ハイブリッドがつける。

7号車トヨタは小林可夢偉が2番手タイムをマーク
7号車トヨタは小林可夢偉が2番手タイムをマーク

 
 トヨタは、3台目となる9号車トヨタTS050ハイブリッドも3分22秒006というタイムで3番手に入り、ル・マンに投入する3台が最初のテストセッションでトップ3を独占することとなった。
 
 2015年からル・マン2連覇中のポルシェ勢は、2号車ポルシェ919ハイブリッドがトヨタ8号車から2.311秒差の4番手。1号車は2.370秒遅れの5番手となっている。
ポルシェ勢の午前は4、5番手
ポルシェ勢の午前は4、5番手

 
 なお、午前のトップタイムとなった3分20秒778は、昨年のル・マンで小林可夢偉の駆る6号車トヨタTS050ハイブリッドが記録した決勝ベストラップ、3分21秒445をすでに上回っている。今年、LMP1を戦うトヨタとポルシェは、ラップタイムの低下を狙い、計算上はル・マンで4秒遅くなるという大きな空力制限を受けているが、今後どこまでタイムを縮められるのか、注目したい。


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