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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.06.08 15:50
更新日: 2017.06.08 15:54

ペスカローロ・スポーツが新型プロトタイプカーを発表。新シリーズの開催も

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ル・マン/WEC | ペスカローロ・スポーツが新型プロトタイプカーを発表。新シリーズの開催も

 フランスのル・マンに拠点を置くペスカローロ・スポートは6月8日、ル・マン24時間レースで4回の優勝を飾ったフランスの英雄、アンリ・ペスカローロの名を冠したプロトタイプマシン『ペスカローロ04-LM』を発表した。

 ペスカローロ・スポートは、シボレーの6.2リッターエンジンを搭載する新型マシンの公開と同時に、同車を使用して争われる新たなワンメイクレースを開催することもあわせてアナウンス。

LEDヘッドライトを採用
LEDヘッドライトを採用

『ペスカローロ・レーシング・シリーズ』と銘打たれた新カテゴリーは、1チームあたり2~3名のドライバーで戦われる耐久レースで、2018年のシリーズ開催を目指すという。開催初年度は全7戦で争われる予定だ。

 また、今回発表されたマシンは、ヨーロッパで行われているLMP3やグループCN、GT3マシンなどが出場するVdeVエンデュランス・シリーズと、P2、LMP3、グループCNなどで争われる24時間プロト・シリーズへの参戦が可能となる。

ペスカローロ04-LM
ペスカローロ04-LM

「数カ月に渡る集中的な作業を経て、ペスカローロ04-LMを公開できたことを誇りに思う」と語るのはペスカローロ・スポート代表のジョセリン・ペドロノ。

 マシンのパフォーマンスについては、1993年から2006年にかけて通算9回ル・マンに出場したジャン-バーナード・ブーベは、新型マシンのスピードがLMP3とグループCNマシンの中間にあたると説明した。

 なお、ペスカローロ・スポートは、このマシンをさらに高速化させた『ペスカローロ05』の開発を計画していることも明らかにしている。

■アンリ・ペスカローロ「私はまったく関与していない」

モノコックはフルカーボン製。フルカーボンボディはオプションとなる
モノコックはフルカーボン製。フルカーボンボディはオプションとなる

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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