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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.06.12 13:10
更新日: 2017.06.15 14:36

ル・マンのスローゾーン運用法が変更。事前に9つの適応エリアを設定

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ル・マン/WEC | ル・マンのスローゾーン運用法が変更。事前に9つの適応エリアを設定

 第85回ル・マン24時間耐久レースを6月17日に控えたサルト・サーキットでは、2017年向けにスローゾーンシステムのエリアを変更した。

 スローゾーンは、コース上でアクシデントが発生した際、区間ごとに設定され、当該区間では速度を落とした走行を義務付けるもの。

 2017年に採用されたシステムでは、8.47マイル(約13.6km)のコース上で、あらかじめ9つの区間をスローゾーンに設定。この区間ではバーチャルセーフティカー導入時と同様、時速80キロ以下での走行が義務付けられる。

 2015年にスローゾーンが導入されて以来、事前に区間が設定されたのは今回が初めて。昨年まではアクシデントごとにレースコントロールが指示し、マーシャルが区間を示していた。

 ル・マン24時間のオーガナイザーであるACOフランス西部自動車クラブでスポーティングディレクターを務めるビンセント・ボーメニルは「ドライバーたちは以前のやり方に懸念を示していた。時としてコースの超高速セクションで時速80キロまで減速していたからだ」と述べた。

「マシンが加速する前の低速エリアを起点として、スローゾーンを常設するべきだという結論に至った」

「唯一の例外は、ポルシェカーブの先にあるスローゾーンだ。なぜなら我々はアルナージュからポルシェカーブの終わりまでのセクションをスローゾーンにしたくなかったからだ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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