4月17日、イタリアのイモラ・サーキットでWEC世界選手権第1戦のフリープラクティス1回目が行われ、AFコルセの83号車フェラーリ499P(イェ・イーフェイ/ロバート・クビサ/フィル・ハンソン組)が2026年最初の公式セッションでトップタイムをマークした。

 そのトップタイムは1分31秒739で、これは元F1ドライバーのロバート・クビサによって記録された。サテライトチームが走らせる黄色い499Pに続き、フェラーリAFコルセの赤いファクトリーマシンが2台並んだことで“跳ね馬”が地元で幸先よくトップ3を独占している。

 2番手はアントニオ・フォコが1分31秒762をマークした50号車。3番手となったチャンピオンカーの51号車はトップから0.220秒遅れた。

 好天に恵まれた比較的クリーンなセッションにおいて、フェラーリ勢に次ぐ4番手につけたのは、ウィル・スティーブンスが自己ベスト1分32秒183を記録した12号車キャデラックVシリーズ.R(キャデラック・ハーツ・チーム・JOTA)だった。その後方となる5、6番手には94号車と93号車のプジョー9X8(プジョー・トタルエナジーズ)が入り、マルテ・ヤコブセンが1分32秒351というタイムで姉妹車をコンマ1秒リードした。

 トヨタの新型TR010ハイブリッドは、セバスチャン・ブエミが1分32秒573をマーク。トップの83号車フェラーリから0.834秒おくれて7番手となった。8番手はWECラストシーズンを迎えているアルピーヌA424の35号車で、BMW MハイブリッドV8の15号車と20号車がトップ10リザルトを締めくくり、ここまでがトップタイムから1秒以内に収まった。

 アストンマーティンは11番手の007号車ヴァルキリーが最上位。WECデビューを果たしたジェネシスGMR-001は19号車が1分33秒227を記録し、009号車アストンマーティンを0.043秒上回って15番手に。姉妹車の17号車はクラス最後尾の17番手となっている。

1秒以内に6車種、計10台。好調フェラーリ勢が1-2-3で改良型トヨタは7番手【WEC第1戦イモラFP1レポート】
93号車プジョー9X8(プジョー・トタルエナジーズ) 2026年WEC開幕戦イモラ

 LMGT3クラスでは、レーシング・チーム・ターキー・バイ・TFの34号車シボレー・コルベットZ06 GT3.R(ピーター・デンプシー/サリ・ヨルック/チャーリー・イーストウッド組)がトップタイムをマーク。イーストウッドが1分42秒678のベストラップを記録してセッションをリードし、終盤に順位を上げたフィン・ゲルシッツの58号車マクラーレン720S GT3エボ(ガレージ59)を0.170秒差で抑えた。

 マティア・ドルディ駆る27号車アストンマーティン・バンテージGT3エボ(ハート・オブ・レーシング)がこの2台に続くクラス3番手につけ、21号車フェラーリ296 GT3エボ(ビスタAFコルセ)が4番手となった。

 ガレージ59の2台目のマクラーレンである10号車は、アンタレス・アウがタンブレロでコースアウトしてトラック上に砂利を撒いたため、セッション中に2回発生したフルコースイエロー(FCY)のうちの最初の原因となったが、最終的にこのマシンはクラス5番手のタイムを記録した。2回目のセッション中断の原因は、バリアンテ・アルタ・シケインに設置されていたボラードの脱落だった。

 シーズン開幕戦『イモラ6時間レース』の次回のトラックアクションは
イモラ6時間レースのフリー走行2回目は、15時15分(日本時間22時15分)から90分間にわたって実施される予定だ。

1秒以内に6車種、計10台。好調フェラーリ勢が1-2-3で改良型トヨタは7番手【WEC第1戦イモラFP1レポート】
34号車シボレー・コルベットZ06 LMGT3.R(レーシング・チーム・ターキー・バイ・TF) 2026年WEC開幕戦イモラ
1秒以内に6社、計10台。好調フェラーリ勢が1-2-3で改良型トヨタは7番手【第1戦FP1レポート】
FP1でトップタイムを記録した83号車フェラーリ499P(AFコルセ) 2026年WEC開幕戦イモラ
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12番手でFP1を終えた7号車トヨタTR010ハイブリッド(トヨタ・レーシング) 2026年WEC開幕戦イモラ

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