4月18日、アウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ(イモラ・サーキット)で、2026年WEC世界耐久選手権第1戦『イモラ6時間レース』のフリープラクティス3が行われ、フェラーリAFコルセの50号車フェラーリ499P(アントニオ・フォコ/ミゲル・モリーナ/ニクラス・ニールセン組)がトップタイムを記録した。
午後に控える予選前の最後のプラクティス・セッションは、春の陽射しが降り注ぎ気温が20℃を超えるなかで実施された。終始中断なく進んだこのFP3では、とくにハイパーカークラスで序盤にアタックラップが集中した。
60分間のセッションでまず基準タイムを作ったのは、前日に総合首位となるタイムを記録したシャルル・ミレッシの35号車アルピーヌA424で、1分31秒628で暫定トップに。
しかし、すぐさま50号車フェラーリのフォコが1分30秒640をマークし、アルピーヌから首位の座を奪う。その後50号車は1分30秒370までタイムを縮め、アントニオ・ジョビナッツィのアタックで2番手につけた姉妹車51号車に0.323秒差をつけた。
同地で今週火曜日に行われたプロローグ・テストから好調のフェラーリ勢は、サテライトの83号車499P(AFコルセ)も1分30秒894というタイムで4番手に。フェラーリのワン・ツー・スリーを阻止したのは1分30秒712へとタイムを縮めた35号車アルピーヌだった。
トヨタはニック・デ・フリース駆る7号車TR010ハイブリッドが首位から0.576秒遅れのタイムでトップ5を締めくくり、平川亮がアタックを行った姉妹車が7番手。この8号車トヨタの前後には、キャデラック・ハーツ・チーム・JOTAの12号車と38号車キャデラックVシリーズ.Rが入った。
9番手の15号車BMW MハイブリッドV8(BMW MチームWRT)までがトップと1秒圏内に入り、10番手となった94号車プジョー9X8(プジョー・トタルエナジーズ)は50号車フェラーリから1.045秒の後れを取った。今季の“ニューカマー”であるジェネシス・マグマ・レーシングは、19号車GMR-001ハイパーカーが首位と1.231秒差の12番手で今週末最後のプラクティスを終えている。
LMGT3クラスはセッション終盤まで断続的にタイム更新の動きが見られ、最終的にハート・オブ・レーシング・チームの27号車アストンマーティン・バンテージAMR GT3エボ(イアン・ジェームス/ザカリー・ロビション/マティア・ドルディ組)がトップに立った。
このアストンマーティンは、ドルディのドライブで終盤に1分41秒973を記録。同じく終盤に1分41秒台のタイムを出したジョニー・エドガー駆る33号車シボレー・コルベットZ06 GT3.R(TFスポーツ)を0.025秒上回った。
クラス3番手はルイ・アンドラーデが乗り込み1分42秒203をマークした61号車メルセデスAMG GT3エボ。アイアン・リンクスのマシンから0.093秒遅れた4番手に69号車BMW M4 GT3エボ(チームWRT)が続き、87号車レクサスRC F GT3(アコーディスASPチーム)がトップと0.370秒差の5番手に入った。
2026年シーズン開幕戦『イモラ6時間』の予選およびハイパーポールは、このあと14時30分(日本時間21時30分)から行われる予定だ。

