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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.06.13 15:07
更新日: 2017.06.13 15:09

ル・マン公開車検に日本勢続々。平川亮「メンタル面が大事。落ち着いてやっていく」

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ル・マン/WEC | ル・マン公開車検に日本勢続々。平川亮「メンタル面が大事。落ち着いてやっていく」

 ル・マン24時間レースの公開車検2日目は、ル・マン市内のリパブリック広場で晴天のもと行なわれた。前日よりも気温・湿度ともに低い、カラっとしたヨーロッパらしいコンディションのなか、午前9時30分にトップバッターの49号車の参加受付が開始された。

 午前10時前に会場に姿を見せたのは、GTEアマクラスのクリアウォーターレーシングから出場を果たす、加藤寛規と澤圭太のふたり。テストデーのあと、加藤は鈴鹿のスーパー耐久、澤はアマチュアのコーチ業務で中国に向かっており、日本時間日曜夜発の飛行機に乗って、月曜早朝にパリ着、タクシーとTGVを乗りついで、8時半頃にル・マン駅に到着したという。

澤圭太
澤圭太

 今年WECにフル参戦している澤は「セットアップの進行度合いとしては、半分くらいはいい方向が見つかっていて、レースウイークに路面が良くなってきたときに、もうちょっと進めるか、このへんでいいのか、判断をすることになるでしょう」と、テストデーまでの現状を語る。

澤圭太が乗り込むクリアウォーター・レーシングの61号車フェラーリ488GTE
澤圭太が乗り込むクリアウォーター・レーシングの61号車フェラーリ488GTE

「借りているシャトーの周りを5kmランニングするのが日課なので」とル・マンでのコンディショニングも充分。「加藤さんもル・マンの経験も豊富ですし、いまも日本のレースで活躍されているドライバーなので、日本人としてのベンチマーク。とはいえクルマも違うので、いい意味で気にしすぎず、自分たちのやるべきことに集中してやっていきたい」と意気込みを語った。

加藤寛規
加藤寛規

 一方、9年ぶりのル・マン出場となる加藤は、「もちろん参戦はうれしいですけど、ちゃんとしたチームだし、自分もちゃんとしなきゃいけないから、これは大変だぞ、と(笑)。9年前とだいぶ環境も変わっているし、このレースは速さだけでなく強さが必要で、クルマとタイヤをしっかり理解しないといけないから、どこまで帳尻をあわせられるかっていうのがあるんですが、全部をうまく扱うにはまだまだトライしないとなぁという感じです」と、少ない時間のなかで“ル・マンモード”へのすり合わせの渦中にあるようだ。

加藤寛規が乗り込むクリアウォーター・レーシングの60号車フェラーリ488GTE
加藤寛規が乗り込むクリアウォーター・レーシングの60号車フェラーリ488GTE

■平川亮「クルマは悪くない」と語るも「信頼性はほとんどない」


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