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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.06.27 14:54
更新日: 2017.06.27 14:56

「バイコレスはル・マン優勝の可能性があった」とオリバー・ウェッブ

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ル・マン/WEC | 「バイコレスはル・マン優勝の可能性があった」とオリバー・ウェッブ

 WEC世界耐久選手権のLMP1クラスにプライベーターとして参戦しているバイコレス・レーシングチームのオリバー・ウェッブは「もし、僕たちのマシンが完走できていたらル・マン24時間耐久レースで優勝できていたかもしれない」と語った。

 ポルシェとトヨタが投入した全5台のワークスマシンが相次いでトラブルやアクシデントに見舞われた2017年のル・マン24時間。ウェッブはレース序盤にエンジントラブルが発生しなければ、バイコレスのENSO CLM P1/01・ニスモの勝利も想定外だったわけはないと考えている。
 
 マルコ・ボナノミ、ドミニク・クライハマーとともにマシンをシェアしたウェッブは、バイコレスがレース終盤に総合首位を走り最終的に総合2位となったLMP2クラスのジャッキー・チェンDCレーシングの38号車オレカ07・ギブソンよりも決勝のペースで上回っていたことを示唆した。

「いわゆる『たら~れば』の仮説になるが、僕たちのマシンが完走できていたら、総合結果で上位につけたLMP2マシンに大きな差をつけることができていたはずだ」とウェッブ。

「計算上、僕たちが3分24~25秒台で周回を重ねていれば、総合優勝を飾った2号車ポルシェよりも約3周分先行していたはずなんだ」

「仮にペースが遅くなっていったとしても、少なくとも総合2位でチェッカーを受けることができただろう」

 スタートドライバーを務めていたウェッブは、リタイアする直前に計測したフルラップで3分25秒919を記録しているため、このペースでの周回は可能だったはずだと説明した。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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