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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.08.03 18:26
更新日: 2017.12.12 22:26

IMSA:唯一のライリーLMP2が姿を消す。ビジット・フロリダ・レーシング、終盤3戦にリジェ投入

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ル・マン/WEC | IMSA:唯一のライリーLMP2が姿を消す。ビジット・フロリダ・レーシング、終盤3戦にリジェ投入

 IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC)に参戦し、90号車ライリーMk30・ギブソンを走らせているビジット・フロリダ・レーシングは、8月4~5日に開催される第9戦ロード・アメリカを前に参戦車両を変更すると発表した。

 長らくIMSAシリーズの最高峰として活躍したデイトナプロト(DP)に代わり、LMP2カーをベースに各自動車メーカーが独自のデザイン、エンジンを組み込んだ新型プロトタイプマシン、DPiが登場したWSCCの2017年シーズン。

 前年までコルベットDPを使用していたビジット・フロリダ・レーシングは今季、開幕戦のデイトナ24時間からライリーとマルチマチックが共同で開発した新型LMP2マシン、ライリーMk30・ギブソンを使用してきたが、デイトナでの総合3位獲得以後は成績が低迷。

 第2戦から第7戦までの6ラウンドでは、第6戦ワトキンズグレンで記録した総合5位を除いた5戦すべてで総合25位以下という厳しい結果となっている。

 このような状況から、チームはシーズン途中でのマシン変更を決断。フランスのオンローク・オートモービル社が開発したリジェJS P217を終盤の3戦に投入することとなった。

WSCCでは現在、リジェJS P217がベースとなっているニッサンDPiが2台、“ノーマル”のリジェJS P217・ギブソンが1台フル参戦している。
WSCCでは現在、リジェJS P217がベースとなっているニッサンDPiが2台、“ノーマル”のリジェJS P217・ギブソンが1台フル参戦している。

 チームオーナーのトロイ・フリスは「我々はリジェJS P217がアメリカだけでなくヨーロッパでも通用することを見てきた。デビュー戦となるロード・アメリカではマシンについて多くのことを学びたいと思っている」と語った。


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