ブランパンGTアジア富士のエントリー発表。高木真一、ウォーキンショーがBMWで参戦

　8月19～20日に富士スピードウェイで開催されるブランパンGTシリーズ・アジア第4ラウンドのエントリーが発表された。

　ヨーロッパで人気を集めているブランパンGTシリーズのアジア版として、2017年4月に開幕したブランパンGTシリーズ・アジア。6月の鈴鹿戦に続く、日本ラウンド第2幕の舞台は霊峰富士の麓に位置する富士スピードウェイだ。

　この富士ラウンドには今シーズン最多となる34台がエントリー。内訳はGT3カーが28台、GT4カーが6台となっている。

　8月11日付けで発表された暫定エントリーリストでは、日本からPorsche Team EBI、ARN Racing、D’station Racing、CarGuy Racingに加え、FIA-F4選手権を戦っているSACCESS RACINGもエントリーを行っている。

　SACCESS RACINGにとって初のGTカーレースとなるブランパンGTアジア富士に、チームはランボルギーニ・ウラカンGT3を投入。ドライバーには2016年までポルシェカレラカップ・ジャパンを戦っていた齋藤真紀雄、FIA-F4に参戦中の浦田裕喜のふたりを起用した。

　そのほか、日本人ドライバーとしてはGT3アマクラスのランキング首位につけるKCMGの19号車アウディR8 LMSに白坂卓也と竹田直人が乗り込む。

　また、FISTチームAAIの90号車BMW M6 GT3には高木真一、91号車M6 GT3にはショーン・ウォーキンショーと、8月5～6日のスーパーGT第5戦富士でGT300を制したARTAのコンビが乗り込む。この“チーム内対決”は注目だ。

　これまでポルシェ・ケイマンGT4クラブスポーツMRのワンメイク状態となっていたGT4クラスには、クリアウォーター・レーシングからマクラーレン570S GT4が初登場。日本国内ではこれが実戦デビューになる。

　なお、8月19～20日の週末、富士スピードウェイではブランパンGTシリーズ・アジアのほか、ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジア第4戦なども併催。各日とも入場料1000円でレースを楽しむことができる。タイムスケジュールなどは富士スピードウェイのホームページをチェックしよう。

　また、サーキットに足を運べない方でもブランパンGTシリーズ・アジアのFacebookや公式サイト、公式YouTubeチャンネルなどでレースのストリーミング配信が行われる予定なので、活用して欲しい。

■ブランパンGTシリーズ・アジア富士 エントリーリスト（8月11日時点）