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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.09.02 15:08
更新日: 2017.09.02 15:09

WEC:トヨタ、悪天候の初日はチェック作業に注力。「改良の余地があるが感触は良い」と一貴

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ル・マン/WEC | WEC:トヨタ、悪天候の初日はチェック作業に注力。「改良の余地があるが感触は良い」と一貴

 9月1日、WEC世界耐久選手権第5戦メキシコ6時間レースが開幕した。走行初日に行われたフリープラクティス1回目でTOYOTA GAZOO Racingは7号車トヨタTS050ハイブリッドが総合3番手、8号車トヨタTS050ハイブリッドは同4番手につけた。

 第4戦ニュルブルクリンクから約1カ月半のサマーブレイクを経て迎えた中米・メキシコラウンド。レースウイークの初日はあいにくの雨模様となり、各チームにとって最初の走行機会であるフリープラクティス1回目も、降雨こそなかったもののウエット路面でのセッションスタートとなった。
 
 トヨタの7号車と8号車はそれぞれウエットタイヤを装着してコースイン。決勝レースでも雨が降ることが予想されていることから、ウエットコンディションでのハイブリッドエネルギーのリカバリー、ターボのブースト調整など、細かなチェックを行なった。

 その後、レーストラックの状況を見ながら使用するタイヤをウエットからインターミディエイト、インターミディエイトからスリックへと変更していくが、路面が完全に乾いた終盤30分はスリックタイヤの評価、空力デバイスのアジャストに注力している。

7号車トヨタTS050ハイブリッド
7号車トヨタTS050ハイブリッド

 
 スリックタイヤでの走行が始まるとラップタイムは急激に短縮されたが、限られた時間のなかではマシンの性能を完全に引き出すことはできず。この日のベストタイムは2016年のポールポジションタイムから2秒以上遅いものとなった。
 
 トヨタはセッション最終盤、7号車トヨタを駆るマイク・コンウェイが1分28秒029をマークして2台のポルシェ919ハイブリッドに次ぐ総合3番手。僚友の8号車トヨタはセバスチャン・ブエミの1分29秒131が最速ラップとなり総合4番手につけている。


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