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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.09.04 20:43
更新日: 2017.09.04 20:44

チーム・ロズベルグがウラカンGT3でADAC GTマスターズへ8年ぶりに復帰

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ル・マン/WEC | チーム・ロズベルグがウラカンGT3でADAC GTマスターズへ8年ぶりに復帰

 アウディRS5 DTMでDTMツーリングカー選手権に参戦中しているチーム・ロズベルグは、DTMの活動と並行して、来季はランボルギーニ・ウラカンGT3を2台投入して、ADAC GTマスターズへ復帰することを発表した。

 チーム監督を務めるアーノ・ツェンセンは、参戦にあたり「フォルクスワーゲングループのモータースポーツ活動について、すでに2016年の終わりにはランボルギーニとその話し合いの機会を設けていたんだ。ランボルギーニ・ウラカンGT3はデビューから素晴らしいポテンシャルを発揮し、さまざまなシリーズで成功を収めている」と語った。

「ADAC GTマスターズはGT3レースのなかでも非常にレベルの高いシリーズで、ウラカンとともにチーム・ロズベルグの新しい挑戦を楽しみにしている」

 ただ、現在のところドライバーラインアップは未発表となっている。

 チーム・ロズベルグは2016年のF1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグの父で、同じく元F1王者のケケが1994年に設立したチーム。フォーミュラBMW、ドイツF3/ユーロF3や、DTMのメルセデス、オペルの各ワークスチームを経て、2006年からはアウディのDTMワークスチームとして活躍中だ。

 ADAC GTマスターズには2009〜10年の2シリーズにわたってアウディR8 LMSで参戦していたが、来季はマシンをウラカンへとスイッチしての復帰となる。2009年には元F1ドライバーの山本左近が初の日本人ドライバーとしてロスベルクからシリーズ参戦を遂げ、ドライバーズランキング32位でシーズンを終えている。

 ADAC GTマスターズはドイツの自動車連盟であるADACが主催するGT3カーレースで、オーストリアやオランダを含む7ラウンド14戦のスプリントレースが開催される。2016年までDTMで活躍したBMWのシュニッツァー、メルセデスのミュッケ・モータースポーツも今季から新加入し、さらに賑わいを増している。

GT3シリーズとして高い人気を誇っているADAC GTマスターズ


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