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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.09.25 21:08
更新日: 2017.09.25 21:11

ブランパンGTアジア:アウディ・ホンコンとクラフト・バンブーのポルシェが優勝

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ル・マン/WEC | ブランパンGTアジア:アウディ・ホンコンとクラフト・バンブーのポルシェが優勝

 9月23〜24日、中国の上海国際サーキットでブランパンGTシリーズ・アジア第5ラウンドが行われ、レース1はアウディ・ホンコンの5号車アウディR8 LMS(マーチー・リー/ショーン・トン・ウェイ・ファン)が優勝。レース2はクラフト・バンブー・レーシングの99号車ポルシェ911 GT3 R(マーチン・ディネスト/ダリル・オーヤン)が優勝した。

 マレーシア、タイ、そして日本での2ラウンドを経て迎えたブランパンGTシリーズ・アジアの第5ラウンドは、28台のGT3/GT4カーが参戦。23日に行われた予選では、サンディ・ステュービック/根本悠生組ヴィンツェンツォ・ソスピリ・レーシングの66号車ランボルギーニ・ウラカンGT3がレース1のポールポジションを獲得。レース2のポールはジェフリー・リー/アレッシオ・ピカリエッロ組J-フライ・レーシングの7号車アウディがポールを獲得した。

 迎えたレース1では、ハーフウエットのなか、ステュービック駆る66号車ランボルギーニがトップを守るも、2番手スタートだったハブオート・レーシングの277号車ポルシェが迫る。中国GTをメインに活動するハブオートのポルシェは、この週末全日本F3選手権SUGOを欠場していたイェ・ホンリーが乗り込んでいたが、2台は接触してしまう。

 その後、一時セーフティカーが導入されるが、再開後はFFFレーシングのランボルギーニや、接触から挽回したステュービックらによる激しいトップ争いが展開されるが、ピットウインドウオープン前にトップに浮上したのは5号車アウディ。また、ODレーシングの86号車アウディも首位をうかがう。

 レース後半、首位に立ったのはアディタヤ・パタル駆る86号車。それにリーの5号車アウディが続くが、パタルは最終コーナーでスピン。5号車がトップに立ち優勝を飾り、86号車が2位、アウディR8 LMSカップの6号車が3位につけ、アウディ勢が表彰台を独占した。4位は、スリックに交換し、根本がハイペースで追い上げた66号車ランボルギーニだった。

 レース2はフルウエットとなり、セーフティカースタートとなるが、レース途中、T2モータースポーツの75号車フェラーリがベントレー・チーム・アブソリュートの30号車コンチネンタルGT3と接触。フェラーリが出火し、フルコースイエローとなる。

 このタイミングを活かしトップに立ったのは、クラフト・バンブー・レーシングの99号車ポルシェ。逃げ切りポルシェに初のブランパンGTシリーズ・アジアの優勝をもたらした。2位は6号車アウディ、3位は86号車アウディだった。

 ポルシェワークスドライバーのアール・バンバーが乗り込んだ98号車ポルシェはレース1は19位だったが、レース2では4位に。根本が乗り込んだ66号車はレース2は8位となった。安岡秀徒が乗り込んだクラフト・バンブー・レーシングの88号車ポルシェはレース1はリタイア、レース2で9位に。竹田直人/白坂卓也組KCMGのアウディはレース1が16位、レースは19位だった。

イェ・ホンリーが乗り込んだ277号車ポルシェ
レース1を制した5号車アウディ
ブランパンGTアジア第5ラウンド上海のレース2スタートシーン
根本が乗り込んだVSRのランボルギーニ・ウラカンGT3
ブランパンGTシリーズ・アジアに導入されたAMGのセーフティカー


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