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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.11.09 12:10
更新日: 2017.11.27 12:10

WEC:ルーキーテスト暫定エントリー発表。トヨタはローラン&コンウェイ

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ル・マン/WEC | WEC:ルーキーテスト暫定エントリー発表。トヨタはローラン&コンウェイ

 11月8日、FIA国際自動車連盟とACOフランス西部自動車クラブはWEC世界耐久選手権第9戦バーレーンの決勝翌日、11月19日に行われるルーキーテストの暫定版エントリーリストを発表した。

 例年、シーズン最終戦後に開催されるWECルーキーテスト。既報のとおり、トヨタは2017年シーズンからジャッキー・チェン・DCレーシングで38号車オレカ07・ギブソンをドライブしている19歳の若手フランス人ドライバー、トーマス・ローランをトヨタTS050ハイブリッドに搭乗させるとアナウンスしていたが、今回の発表によって他チームのラインアップも明らかとなった。

 発表されたエントリーリストのなかでドライバーが決定しているチームは、ローランとマイク・コンウェイがテストに参加するTOYOTA GAZOO Racingをはじめ、LMP2、LM-GTEプロクラスの6チーム全7台。

 この内ニューカマーとなるのはG-ドライブ・レーシングから出走するマハビエル・ラグナタン、TDSレーシングでテストを行うコンスタンティン・テレシェンコ、シグナテック・アルピーヌ・マットムートの36号車アルピーヌA470・ギブソンを駆るガブリエル・オーブリー、そして、AFコルセの71号車フェラーリ488 GTEをドライブする石川資章の4名だ。

石川資章は今季、オリビエ・ベレッタとともにブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップに参戦しフェラーリ488 GT3をドライブした。
石川資章は今季、オリビエ・ベレッタとともにブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップに参戦しフェラーリ488 GT3をドライブした。

 エントリーリストに載っていながらドライバーがTBAとなっているのは、ポルシェLMPチームの1号車ポルシェ919ハイブリッド、CEFCマノーTRSレーシングの24号車オレカ07・ギブソン、ジャッキー・チェン・DCレーシングの37号車、38号車オレカ07・ギブソン、AFコルセの51号車フェラーリ488 GTEの4チーム5台だが、ポルシェに関しては今季のフォーミュラV8 3.5のチャンピオンを獲得したドライバーが参加することが決定済み。

 また、同選手権2位のドライバーはWECでLMP2クラスチャンピオンを獲得した車両を、ランキング3位のドライバーはLM-GTEプロクラスのチャンピオンを獲得した車両をドライブすることになる。

 WEC、フォーミュラV8 3.5の両シリーズとも同じ週末にバーレーンで最終戦が行われることから最終的なエントリーリストは18日に発表される予定だ。

 なお、8日にトヨタからテストに参加するのではないかと報じられたフェルナンド・アロンソの名は、現在のところリストに掲載されていない。

2017年WECルーキーテスト暫定エントリーリスト(11月8日発表版)


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