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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.11.18 16:30
更新日: 2017.11.18 16:36

WEC:トヨタ、予選2番手から勝利を目指す。「タイヤの温存が良い方向に出ることを願う」と一貴

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ル・マン/WEC | WEC:トヨタ、予選2番手から勝利を目指す。「タイヤの温存が良い方向に出ることを願う」と一貴

 WEC世界耐久選手権第9戦バーレーンの公式予選が11月17日、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、TOYOTA GAZOO Racingの7号車トヨタTS050ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス)がフロントロウの2番手を獲得した。8号車トヨタTS050ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/アンソニー・デビッドソン)は4番手につけている。
 
 ル・マン24時間を除くWECのシリーズ戦では唯一のナイトランが行われるバーレーン。前日に行われた2回のフリープラクティスをともにワン・ツーで終えたトヨタは走行2日目の公式予選を迎えた。
 
 日没後、すっかり闇に包まれた砂漠の中に煌々と灯りが照らされたサーキットでは現地時間17時30分にLMP1、LMP2両クラスの予選がスタート。2台のトヨタTS050ハイブリッドは2017年シーズン最後の予選で今季5度目のポールポジションを目指してコースインしていく。
 
 ライバルのポルシェが先にラップタイムを記録していくなか、7号車トヨタのコンウェイが全体で2番手タイムとなる1分39秒台のタイムをマークしてトップに立った。
 
 コンウェイからバトンを受け取ったロペスも1分39秒台中盤の好タイムを刻みトップを維持する。
 
 しかしセッション終了間際、セッション開始早々にアタックを行なった1号車ポルシェ919ハイブリッドのニック・タンディが再度コースインすると、2度目のアタックを実施してパーソナルベストを更新。

 この結果、ドライバーふたりの平均ラップで7号車トヨタは1号車ポルシェに0.263秒差で逆転を許し、ポールポジションを逃すこととなった。

「僕の予選アタックは、クリアラップを取るためにアウトラップでスローダウンをしたため、十分にタイヤを暖めきれず、第1セクターは完璧に攻めることができなかった」と語るのは暫定トップタイムをマークしたコンウェイ。

「残りのセクターはしっかり走れたからポールポジションを期待していたけれど、ライバル(の1号車ポルシェ)が3セット目の新品タイヤを投入してアタックしたために逆転されてしまった。決勝を重視する僕たちはそこまでのリスクを負えなかったよ」

8号車トヨタTS050ハイブリッド
8号車トヨタTS050ハイブリッド
ホセ-マリア・ロペス
ホセ-マリア・ロペス


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