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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.11.20 12:40
更新日: 2017.11.20 21:26

WEC:アロンソも参加したルーキーテスト。V8 3.5王者が新人勢最速マーク

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ル・マン/WEC | WEC:アロンソも参加したルーキーテスト。V8 3.5王者が新人勢最速マーク

 WEC世界耐久選手権最終戦が開催された翌日の11月19日、決戦の舞台となったバーレーンで恒例のルーキーテストが行われた。午前と午後の計5時間のセッションで最速タイムをマークしたのは1号車ポルシェ919ハイブリッドを駆るティモ・ベルンハルト。新人勢のトップはベルンハルトとマシンをシェアしたピエトロ・フィッティパルディだった。

 マクラーレン・ホンダF1のエース、フェルナンド・アロンソがTOYOTA GAZOO Racingから参加することで注目を集めた今年度のルーキテスト。ルーキーをサポートするレギュラードライバーを含む26名のドライバーが参加し、それぞれがLMP1を筆頭に全4クラス、計14台のマシンに分かれて周回を重ねていった。

 注目のアロンソは10時00分から2時間にわたって行われた午前のセッションのなかで37周をラップ。午後の3時間では76周と精力的に走行し、セバスチャン・ブエミとシェアした8号車トヨタTS050ハイブリッドで1分43秒013の自己ベストタイムをマークしている。

 またトヨタは、7号車トヨタTS050ハイブリッドのテストドライバーにマイク・コンウェイと今シーズン、ジャッキー・チェン・DCレーシングの38号車オレカ07・ギブソンをドライブしたトーマス・ローランを起用。ローランは午前中のセッションで1分43秒273を記録したが、午後は出走せず。1日の周回数は31周に留まった。

 走行後、「トヨタのLMP1マシンで走るという夢が叶って、とてもうれしいよ!」とFIA WEC.comに語ったローラン。

「トヨタTS050ハイブリッドは驚くほど素晴らしかった。ダウンフォース、ブレーキ、ブーストと加速、そのすべてがとてもに印象的だったよ。まさに本物の武器だね」

前日にシーズン5勝目を挙げたばかりの8号車トヨタTS050ハイブリッドに乗り込むフェルナンド・アロンソ
前日にシーズン5勝目を挙げたばかりの8号車トヨタTS050ハイブリッドに乗り込むフェルナンド・アロンソ
ティモ・ベルンハルト(右)と2017年のフォーミュラV8 3.5チャンピオン、ピエトロ・フィッティパルディ(左)
ティモ・ベルンハルト(右)と2017年のフォーミュラV8 3.5チャンピオン、ピエトロ・フィッティパルディ(左)
トヨタは19歳のフランス人ドライバー、トーマス・ロランを7号車のテストドライバーに起用
トヨタは19歳のフランス人ドライバー、トーマス・ロランを7号車のテストドライバーに起用
クリアウォーター・レーシングの61号車フェラーリをテストドライブした石川資章(左)、オリビエ・ベレッタ(右)
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