12月15日、ベントレー・モータースポーツは2018年のドライバーラインアップを発表し、6名からなるワークスドライバーチーム“ベントレー・ボーイズ”にジュール・グーノンを新たに迎えた。
ベントレー・チームMスポーツとしてブランパンGTシリーズやニュルブルクリンク24時間、バサースト12時間などのGT3レースに『ベントレー・コンチネンタルGT3』で参戦しているベントレー。
2017年シーズン、チームはブランパンGTシリーズ第6戦ポール・リカール6時間での総合優勝や、第7戦スパ・フランコルシャン24時間での総合2位など、シーズンを通して好成績を残し最終戦までタイトル争いを展開。
その最終戦ではマシントラブルによってリタイアを喫しシリーズタイトルこそ逃したものの、アンディ・ソウセック/マキシム・スーレ/ビンセント・アブリル組が駆る8号車ベントレーがエンデュランスカップ・チームズチャンピオンを獲得した。
そんなベントレーは2018年も、ディフェンディングチャンピオンとなったソウセック、スーレ、アブリルの3名に加え、僚友7号車ベントレーをドライブしたスティーブン・ケイン、ガイ・スミスの計5名を継続起用することをアナウンス。
一方、今季新加入したオリバー・ジャービスがわずか1シーズンでチームを離れ、北米IMSAシリーズに参戦するマツダ・チームヨースト陣営に移籍したことからベントレーはその後任として2017年スパ24時間の総合優勝ドライバーであるグーノンと新たに契約を結んだ。
伝統の“ベントレー・ボーイズ”の仲間入りを果たした若手フランス人ドライバーは、ケインと大ベテランのスミスとともに7号車ベントレーをシェアしブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップ、鈴鹿10時間耐久レースを含むIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジの全ラウンドを戦うこととなる。