2018年、ブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップのプロクラスに参戦するRモータースポーツは12月27日、アストンマーチン・ワークスドライバーのニッキー・ティームとマキシム・マルタンの起用を発表した。
AFレーシングのモータースポーツ部門であるRモータースポーツ。チームは11月下旬に行なった発表のなかで、レッドブルF1チームのクリスチャン・ホーナー代表が共同創設者となっているアーデン・インターナショナルと提携し、2台の『アストンマーチンV12バンテージGT3』を世界最大級のGT3レースであるブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップに投入するとアナウンス。
元F1ドライバーのマーティン・ブランドルを父に持つアレックス・ブランドルと、今季ベルジャン・アウディ・クラブチームWRTから同シリーズに参戦したジェイク・デニスのふたりを全6名からなるドライバーラインアップの一部として発表していた。
そんなチームは今回、2名のアストンマーチン・ワークスドライバーをラインアップに追加。『アストンマーチン・バンテージGTE』を駆り2016年のWEC世界耐久選手権LM-GTEプロクラスチャンピオンとなっているティームと、今オフにBMWからアストンマーチンに移籍してきた元DTMドライバーのマルタンがカスタマーチームをサポートする。
「マキシム(・マルタン)とニッキー(・ティーム)を2018年シーズンのドライバーラインアップに追加でき、とても興奮している」と語るのはRモータースポーツ代表のフロリアン・カメルガー博士。
「ふたりのワークスドライバーを迎えるということは、アストンマーチン・ブランドとの関係をより深いものとする意味合いをもつ。そして、レースではGTのトップドライバーである彼らがゲームを有利にしてくれるだろう」