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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.01.08 13:06
更新日: 2018.01.10 12:55

IMSA:デイトナテスト最終日、“予選”でアキュラ・ペンスキーが上位に肉薄。アロンソは12番手

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ル・マン/WEC | IMSA:デイトナテスト最終日、“予選”でアキュラ・ペンスキーが上位に肉薄。アロンソは12番手

 IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ開幕戦デイトナ24時間に先駆けて開催されている公式テスト『ロア・ビフォア・ロレックス24』は1月7日、2回のプラクティスと“予選セッション”が行われ、元F1ドライバーのフェリペ・ナッセ駆るウェーレン・エンジニアリング・レーシング、31号車キャデラックDPi-V.Rが総合トップタイムを記録した。
 
 2018年から新たに実施されることになった“予選セッション”は1月25日に開幕するデイトナ24時間の本戦で各チームが使用することになるピットエリアおよびガレージを決定するもの。
 
 各クラス15分の専有走行という実際の予選と同じフォーマットが組まれたこのセッションは午前のプラクティス終了からわずか10分後の11時25分、GTデイトナ(GTD)クラスからスタート。その後はGTル・マン(GTLM)クラス、最高峰のプロトタイプ(P)クラスの順に進められていく。
 
 前日までの二日間で他を圧倒する速さをみせていたキャデラック勢は、この日も4台がトップ4を独占する圧巻のスピードを披露。なかでも光る走りをみせたのは6日に同テストを通じての全体ベストタイムをマークしている31号車キャデラック(ナッセ/エリック・カラン/マイク・コンウェイ/スチュワート・ミドルトン組)だった。
 
 31号車キャデラックは朝のセッション6こそ総合5番手に留まったものの、予選セッションでは総合2番手につけたスプリット・オブ・デイトナ・レーシングの90号車キャデラックに0.231秒の差をつける1分35秒806を記録。全20台がエントリーしているPクラスで唯一の1分35秒台入りを果たしている。
 
 トップ4を固めたキャデラック勢の後方では、これまで上位に進出してこなかったキャデラック以外のDPi勢が奮闘。デーン・キャメロン駆るアキュラ・チーム・ペンスキーの6号車アキュラARX-05が1分36秒988秒というタイムで総合5番手につけると、僚友の7号車アキュラも1分37秒231で総合6番手に入った。
 
 さらに、この後方にテキーラ・パトロン・ESMの22号車ニッサンDPi、マツダチーム・ヨーストの55号車マツダRT24-Pがコンマ1秒以内の僅差で続いている。
 
 フィル・ハンソン、ランド・ノリスとともにユナイテッド・オートスポーツの23号車リジェJS P217・ギブソンを駆るフェルナンド・アロンソは、予選でアタッカーを務め1分37秒515をマークするも総合12番手に留まった。

フェリペ・ナッセのドライブで2日続けてトップタイムをマークした31号車キャデラックDPi-V.R
フェリペ・ナッセのドライブで2日続けてトップタイムをマークした31号車キャデラックDPi-V.R
フェルナンド・アロンソ駆る23号車リジェは総合12番手につけた。
フェルナンド・アロンソ駆る23号車リジェは総合12番手につけた。
ジャッキー・チェン・DCレーシング・JOTAから参戦するランス・ストロールと言葉を交わすフェルナンド・アロンソ
ジャッキー・チェン・DCレーシング・JOTAから参戦するランス・ストロールと言葉を交わすフェルナンド・アロンソ
COREオートスポーツの54号車オレカ07ギブソン(手前)とBAR1モータースポーツの20号車ライリーMk30・ギブソン(奥)
COREオートスポーツの54号車オレカ07ギブソン(手前)とBAR1モータースポーツの20号車ライリーMk30・ギブソン(奥)
ピポ・デラーニのドライブで総合7番手につけた22号車ニッサンDPi
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