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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.01.24 19:50
更新日: 2018.03.14 13:19

IMSA:マツダチーム・ヨースト、提携後初の実戦へ。「デイトナで好位置を争える」とジャービス

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ル・マン/WEC | IMSA:マツダチーム・ヨースト、提携後初の実戦へ。「デイトナで好位置を争える」とジャービス

 2017年7月18日、長年に渡ってタッグを組んできたスピードソースとの提携を解消し、耐久レースの“名門”ヨースト・レーシングとのパートナーシップ締結を発表したマツダ・モータースポーツ。『マツダチーム・ヨースト』として誕生した新チームは1月25日に開幕するIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC)第1戦デイトナ24時間レースに挑む。

 スポーツカーレースの頂点として“世界三大レース”のひとつにも数えられる伝統のル・マン24時間レースを制したマツダとヨーストというふたつのブランドは、かつてデイトナでも優勝を目指して競い合っていたが、2018年、両者は史上初めてパートナーとして同じテントの中からデイトナの総合優勝を目指すこととなった。

 マツダファンのみならず、世界中のスポーツカーレースファンから注目を集めるマツダチーム・ヨーストは昨年の提携発表後、マツダのDPiマシン『マツダRT24-P DPi』のパフォーマンス向上を目指しクルマの再設計ならびに開発テストを行なうため、終盤の3戦を残して2017シーズンから退き、2018年シーズンに向けた準備を進めてきた。

 そうして完成した2018年型『マツダRT24-P DPi』は見た目こそ2017年モデルと大きな変更はないものの、事実上まったく新しいクルマとなっているという。

 新型マシンの開発を行うなか、チームは11月末に刷新したドライバーラインアップを発表。引き続き55号車マツダを駆ることになるジョナサン・ボマリートのチームメイトにWEC世界耐久選手権でフォードGTをドライブするハリー・ティンクネルを迎えたほか、同じく継続参戦となった77号車マツダのトリスタン・ヌネスのパートナーには元アウディLMP1ドライバーのオリバー・ジャービスが加わっている。

 また、デイトナやセブリング12時間などの耐久レースでは第3ドライバーとしてインディカードライバーのスペンサー・ピゴットと、アウディ・ワークスドライバーのレネ・ラストを起用するとし、ピゴットが55号車マツダ、ラストは元同僚の居る77号車マツダでそれぞれステアリングを握ることとなった。

1月上旬の公式テストで総合8番手につけた55号車マツダ
1月上旬の公式テストで総合8番手につけた55号車マツダ

■ピゴット「チーム全体が改善されている」


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