IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ開幕戦デイトナ24時間レースは1月26日、フリープラクティス4回目が行われ、ウェレン・エンジニアリング・レーシングの31号車キャデラックDPi-V.R(フェリペ・ナッセ/マイク・コンウェイ/エリック・カラン/スチュワート・ミドルトン組)が総合トップタイムをマークした。
終日強風が吹き荒れた25日(木)から一転して穏やかな陽気に恵まれた金曜、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイでは9時40分から1時間にわたって決勝前最後の走行機会となるFP4が行われた。
多くのチームが明日の決勝レースに向けた最終チェックを実施するなかトップタイムをマークしたのは、予選中にマシントラブルに見舞われたウェレン・エンジニアリング・レーシングだった。コンウェイ駆る31号車キャデラックは1分36秒865を記録して全車中唯一の36秒台入りを果たしている。
これに続いたのはウイリアムズF1のレギュラードライバーであるランス・ストロールがドライブしたジャッキー・チェン・DCレーシング・JOTAの37号車オレカ07・ギブソンで、タイムはトップと0.181秒差の1分37秒046。
総合3番手には地元チームのスプリット・オブ・デイトナレーシングの90号車キャデラックDPi-V.Rが1分37秒118でつけ、そこから100分の6秒差の総合4番手にマツダチーム・ヨーストの77号車マツダRT24-Pが入った。
77号車マツダは前日のFP2走行中に異常を察知し以後の走行をキャンセル。トラブルが深刻化する前にエンジンを交換していた。なお、FP4では僚友55号車マツダがエンジン交換のため走行を見合わせたが、これは「念のため」の処置であるという。
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