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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.02.02 14:47
更新日: 2018.12.19 12:33

スポーツカー転向のバキシビエール、RモータースポーツでブランパンGTデビュー

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ル・マン/WEC | スポーツカー転向のバキシビエール、RモータースポーツでブランパンGTデビュー

 2018年よりブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップに参戦するRモータースポーツは1月31日、WEC世界耐久選手権のLMP2クラスに参戦中の若手フランス人ドライバー、マシュー・バキシビエールをチーム5人目のドライバーに起用すると発表した。

 AFレーシングのモータースポーツ部門であるRモータースポーツ。チームは11月下旬に行なった発表のなかで、レッドブルF1チームのクリスチャン・ホーナー代表が共同創設者となっているアーデン・インターナショナル、ル・マン24時間やELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズの強豪として知られるJOTAスポーツと提携し、2台の『アストンマーチンV12バンテージGT3』をブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップのプロクラスに投入するとアナウンス。

 Rモータースポーツはこれまでにアレックス・ブランドル、ジェイク・デニス、アストンマーチン・レーシングのマキシム・マルタン、ニッキー・ティームらを全6名からなるドライバーラインアップの一部として発表していた。

 この布陣に加わることとなったバキシビエールは、23歳のフランス人ドライバー。2015年のV8 3.5でシリーズ2位となった後、2017年からは本格的にスポーツカーレースに戦いの場を移しWECを戦うTDSレーシングの28号車オレカ07・ギブソンをドライブ。

 今シーズンも引き続き同チームに留まりロイック・デュバル、フランソワ・ペロードとともにWECのLMP2クラスにフル参戦することが決定している。

ロイック・デュバルは2017年最終戦バーレーンでTDSレーシングと提携するG-ドライブ・レーシングからスポット参戦した。
2018年はWECでチームメイトとなるロイック・デュバル(右)とマシュー・バキシビエール(左)

 そんなバキシビエールにとってGT3マシンはすでにミシュラン・ル・マン・カップで経験しているが、メーカーワークスチームもエントリーするブランパンGTシリーズへの参戦は自身のキャリアを通じて初めてとなる。

「この素晴らしいプロジェクトのために働くことが本当に楽しみだ」と語ったバキシビエール。

「アストンマーチンはレースにおける数多くの歴史を重ねてきただけでなく、トップクラスのドライバーとチームによってブランドイメージを守ってきた。今回、僕を信頼しドライバーとしてその使命を果たす機会を与えてくれた(フロリアン・)カメルガー博士と(アンドレアス・)ベンツェガー博士には本当に感謝している」

「また、(チームとタッグを組む)アーデンとJOTAの人たちにも同じように感謝しなければならない。僕は自分の力をすべて出し切り、チームに貢献するつもりだ。エキサイティングなものになるであろう2018年シーズン、多くの成功を成し遂げられることを願っているよ」

 セミワークス体制で2台のアストンマーチンV12バンテージGT3を走らせるRモータースポーツ。チームは6人目のドライバーならびに各マシンのドライバー布陣などを近日中に発表する予定だ。

R-モータースポーツからブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップに参戦するマシュー・バキシビエール
R-モータースポーツからブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップに参戦するマシュー・バキシビエール


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