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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.03.01 08:15

ブランパンGT:カルダレッリ、スプリントカップにも参戦へ。王者GRTが体制発表

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ル・マン/WEC | ブランパンGT:カルダレッリ、スプリントカップにも参戦へ。王者GRTが体制発表

 ランボルギーニの実質的なワークスチームとして世界各地で開催されるGT3レースに出場するGRTグラッサー・レーシング・チームは2月27日、今季も引き続き参戦するブランパンGTシリーズならびにADAC GTマスターズの参戦体制を明らかにした。

 2017年シーズンのブランパンGTシリーズにおいてドライバーズ&チームズのダブルタイトル、同シリーズ・エンデュランスカップの王者となっただけでなく、今年1月末にアメリカで開催された第56回ロレックス・デイトナ24時間でのGTデイトナクラス優勝と、昨シーズンから破竹の勢いで栄冠を手にし続けているGRT。

 今季もランボルギーニのサポートを受けるチームはドイツを中心に開催されているADAC GTでのシリーズチャンピオン獲得と、ディフェンディングチャンピオンとして臨むブランパンGTシリーズでのタイトル防衛を狙う。

 そんなGRTは今回、前述のふたつのGT3レースにそれぞれ3台のランボルギーニ・ウラカンGT3を投入することを明らかにするとともに両シリーズを戦うドライバーラインアップを発表した。

 まず、ADAC GTではエゼキエル・ペレス・コンパンクとフランク・ペレラが19号車ランボルギーニをドライブ。

 僚友の63号車ランボルギーニはミルコ・ボルトロッティとアンドレア・カルダレッリのワークスドライバーコンビがステアリングを握り、同じくファクトリードライバーのクリスチャン・エンゲルハート、デイトナ24時間を制したロルフ・イネイチェンが3台目の82号車ランボルギーニに乗り込む。

ブランパンGTシリーズ、ADAC GTへの参戦が決まったアンドレア・カルダレッリ
ブランパンGTシリーズ、ADAC GTへの参戦が決まったアンドレア・カルダレッリ

 2017年はベルジャン・アウディ・クラブチームWRTにタイトルをさらわれたブランパンGTシリーズ・スプリントカップではADAC GTの布陣から玉突き的なドライバー変更がなされた。

 具体的には、カルダレッリがペレス・コンパンクとともに19号車ランボルギーニを駆ることになったことで63号車ランボルギーニにはエンゲルハートが入ることとなり、エンゲルハートの枠が空いた82号車ランボルギーニにペレラが収まるといった具合だ。なお、82号車はペレラのチームメイトにロリス・ヘイズマンを迎えている。


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