レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.03.22 12:03
更新日: 2018.03.22 12:10

WEC:元F1ドライバーのマルドナド、ドラゴンスピードのLMP2でル・マン参戦へ

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


ル・マン/WEC | WEC:元F1ドライバーのマルドナド、ドラゴンスピードのLMP2でル・マン参戦へ

 ドラゴンスピードは3月21日、元F1ドライバーのパストール・マルドナドを2018/19年のWEC世界耐久選手権、2018年ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズに起用すると発表した。

“スーパーシーズン”と呼ばれる今季からWECのLMP1、LMP2の2クラスに各1台ずつ、合計2台のプロトタイプマシンを投入して新規参戦するドラゴンスピード。チームは同プログラムと並行して、引き続きELMSのLMP2クラスにも参戦するとアナウンスしている。

 そんなドラゴンスピードは、ダラーラとBRエンジニアリングが共同開発したLMP1マシン『BRエンジニアリングBR1・ギブソン』を投入して挑むLMP1クラスのドライバーラインアップを確定させているほか、WECとELMSの両カテゴリーに参戦するLMP2クラスについても、引き続きオレカ製LMP2マシン『オレカ07・ギブソン』を走らせることを発表済みだ。

 LMP2のドライバーラインアップは、ジェントルマンドライバーのロベルト・ゴンザレスが31号車オレカのひとり目のドライバーとしてシーズンエントリーリストに名を連ねており、今回起用が発表されたマルドナドは、シルバーランクドライバーながら経験豊富なメキシコ人とマシンをシェアすることになる。なお、WEC/ル・マン24時間に起用される3人目については、現時点で発表されていない。

 2011年にF1デビューを飾ったマルドナドは、ウイリアムズに所属していた2012年のスペインGPでF1初優勝をマークするも、その後ロータスで過ごした2015年シーズンを最後にF1のシートを失った。以後、主要レースに姿を現さなかったベネズエラの英雄が、約3年ぶりに“世界選手権”に戻ってくる。

2017ル・マン24時間にスポット参戦したドラゴスピードのオレカ07・ギブソン
2017ル・マン24時間にスポット参戦したドラゴスピードのオレカ07・ギブソン


関連のニュース