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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.04.16 14:56
更新日: 2018.04.16 15:34

IMSA:アキュラ初ポール獲得もキャデラックが今季2勝目。ニッサンDPiが2位獲得

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ル・マン/WEC | IMSA:アキュラ初ポール獲得もキャデラックが今季2勝目。ニッサンDPiが2位獲得

 IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ第3戦ロングビーチが4月15日、アメリカ・カリフォルニア州のロングビーチ市街地コースで行われ、マスタング・サンプリング・レーシングの5号車キャデラックDPi-V.R(フィリペ・アルバカーキ/ジョアオ・バルボサ組)が総合優勝を飾り、3戦目にして早くも2018年シーズン2勝目を挙げた。

 ファン・パブロ・モントーヤの力走によって、アキュラ・チーム・ペンスキーの6号車アキュラARX-05 DPiがチーム初となるポールポジションを獲得した公式予選から一夜明けた15日、PクラスとGTル・マン(GTLM)クラスの2クラスのみが出走するロングビーチラウンドの闘いの火蓋が切って落とされた。

 迎えた決勝は、上位陣がクリーンに抜けたもののPクラスの後方で接触があり、ターン2でパフォーマンステック・モータースポーツの38号車オレカ07がトラック上に立ち往生。いきなりフルコース・イエロー・コーション(FCY)が出される。

 マシンの回収を経て10分後にリスタートが切られると、2番手スタートとなったウェレン・エンジニアリング・レーシングの31号車キャデラックDPi-V.Rを駆るフェリペ・ナッセがモントーヤ駆る6号車アキュラに肉薄。約20分に渡って繰り広げらたトップ争いはバックストレートエンドでモントーヤのインを突いたナッセに軍配が上がった。

 スタートから33分、ナッセのオーバーテイクの直後に今レース2度目のFCYが出され、このタイミングでトップの2台を除く全車がピットストップを行い、ドライバーを交代していく。

 スタート直後にアキュラ・チーム・ペンスキーの7号車アキュラARX-05 DPiに交わされ、3番手から4番手に後退したマツダチーム・ヨーストの55号車マツダRT24-P DPiは、このピットストップで7号車アキュラを逆転。

 ふたたび3番手に浮上するがレース再開後はペースが上がらず、エリオ・カストロネベス駆る7号車アキュラ、アルバカーキの5号車キャデラックに相次いで交わされてしまう。

 レース残り50分を切ると1ストップ作戦をとった31号車キャデラックと6号車アキュラがピットイン。それぞれドライバー交代を実施する。ほぼ同じタイミングで2ストップ組もピットに戻り、燃料補給のみでコースに復帰していくと残り40分の時点で5号車キャデラックがレースの主導権を握ることとなった。

6号車アキュラARX-05 DPiはポールスタートも1ストップ作戦が裏目に。
6号車アキュラARX-05 DPiはポールスタートも1ストップ作戦が裏目に。
2位表彰台を獲得した2号車ニッサンDPi
2位表彰台を獲得した2号車ニッサンDPi
表彰台目前の4位でレースを終えた77号車マツダRT24-P DPi
表彰台目前の4位でレースを終えた77号車マツダRT24-P DPi


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