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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.05.05 20:16
更新日: 2018.05.05 20:19

アストンマーチン、2019年に向け新型バンテージGT3/GT4をリリースへ

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ル・マン/WEC | アストンマーチン、2019年に向け新型バンテージGT3/GT4をリリースへ

 アストンマーチンは5月4日、新型バンテージのコンペティションモデルであるバンテージGT3とバンテージGT4をカスタマーチーム向けにリリースすると発表した。

 アストンマーチンはこれまで、先代バンテージでアストンマーチンV12バンテージGT3を、さらにV8バンテージGT4をリリース。V12バンテージGT3は42台が制作され、37台が販売されてきた。日本でもスーパーGT GT300クラスにA speed、Arnage Racingから参戦し活躍したほか、ヨーロッパやアジアで大活躍してきたマシンだ。

 すでに市販車のバンテージは新型がリリースされ、それをベースとしたGTE規定のバンテージGTEは、現在行われているWEC世界耐久選手権第1戦スパに参戦しているが、カスタマー向けにGT3カー、GT4カーがリリースされることになった。

 どちらもレース向けに改良された4リッターV8ツインターボエンジンを搭載。また、GT3にはGTEの開発で培った設計手法が活かされることになるという。すでにアストンマーチン・レーシングは車両の注文を受け付けており、2019年3月1日に公認を取得する予定だとしている。

「我々はこれまでカスタマーレーシングカーを購入してくれた世界中のコンペティターたちとともに築き上げた、カスタマーGTカーのリーディングサプライヤーとしての歴史を誇りに思っている」と語るのは、アストンマーチン・レーシングのマネージングディレクターを務めるジョン・ガウ。

「7年前、最初に購入してくれたカスタマーは、『何年にも渡って勝ち続けられるクルマを買った』と語っていた。今季、V12バンテージGT3はイギリスGTで成功をすでに証明している。その長いライフは他のメーカーにないものであり、私は新型GT3とGT4が同じようなものになると思っている」

 GT3マーケットには、今季から新型ベントレー・コンチネンタルGT3が登場しているが、新型アストンマーチン・バンテージGT3、バンテージGT4も、世界中のレーシングチームにとって魅力的なものになりそうだ。


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