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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.05.06 23:58
更新日: 2018.05.07 05:26

【アロンソ密着WEC編】5年ぶりに立つ表彰台頂点にご満悦。「ひと晩中ここに居たいくらいだ!」

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ル・マン/WEC | 【アロンソ密着WEC編】5年ぶりに立つ表彰台頂点にご満悦。「ひと晩中ここに居たいくらいだ!」

“世界三大レース”のひとつであるル・マン24時間レースを制するため、TOYOTA GAZOO Racingに加入したフェルナンド・アロンソ。現役F1ドライバーにして二度のワールドチャンピオンのWEC参戦は、その発表前から大きな注目を集めてきた。そんなアロンソのWECデビュー戦、スパ6時間レースでの“大型新人”の戦い振りをお伝えする。

* * * * * * *

 アロンソのデビュー戦として注目されたWECスパ決勝。彼が乗る8号車トヨタTS050ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/アロンソ組)はポールポジションからスタートして、そのまま優勝。最後は1周遅れでスタートした僚友の7号車トヨタに追い詰められる場面もあったが、予想通りと言うか、お膳立て通りと言うか、とにかく辛くも逃げ切った。
 
 アロンソにとって世界選手権での優勝は、2013年のスペインGP以来ということで、表彰台では無邪気な笑顔。レース後にはその喜びを語っている。

「カートレースでは何回か勝っているけど、FIAの世界選手権で勝つのは、数年ぶり。前にスペインGPで勝った時には、まだフェラーリにいたよね。表彰台ではとてもいい気分だったよ。表彰台の上で、一貴とセバスチャンに言ったんだ。『一晩中ここにいたいぐらいだよ』って(笑)。『明日の朝、僕をピックアップしに来て。僕はここで寝ようと思っているから』ってね」

「今日のレースでは基本的に、僕らはすべてのラップでレースをリードすることができた。3回のセーフティカーランで、アドバンテージが帳消しになる場面もあったけど、最後までポジションを守って走り切ることができたよ。素晴らしい世界耐久選手権でのデビューだったと思うし、チームが素晴らしい仕事をしてくれたと思う。予選でも決勝でもワン・ツーだったんだからね」

「(中嶋)一貴とセバスチャン(・ブエミ)がライバルを引き離してくれたのも、僕を少し楽にしてくれたよ。パフォーマンス的に、僕らは少しトリッキーな状況にあった。スタート前からいいアドバンテージがあったから、決勝では少し保守的に行ったんだ」

「だけど、セーフティーカーの影響で、そのアドバンテージもなくなってしまった。保守的なアプローチだったから、僕らはコース上で一番速いというわけではなかったんだ。だから、最後まで戦わなくちゃならなくなったんだけど、チームが素晴らしい仕事をしてくれたよ」

■アロンソ「自信を持ってル・マンに臨める」

表彰式前のセレモニーで笑顔を浮かべるフェルナンド・アロンソ(左)
表彰式前のセレモニーで笑顔を浮かべるフェルナンド・アロンソ(左)
フェルナンド・アロンソがチェッカーまで導いた8号車トヨタTS050ハイブリッド
フェルナンド・アロンソがチェッカーまで導いた8号車トヨタTS050ハイブリッド


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