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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.05.11 07:11
更新日: 2018.05.11 07:29

ニュルブルクリンク24時間:予選1回目はアウディ勢躍進。前年覇者の1号車がトップに

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ル・マン/WEC | ニュルブルクリンク24時間:予選1回目はアウディ勢躍進。前年覇者の1号車がトップに

 第46回ADACチューリッヒ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)は5月10日、現地時間20時30分から3時間の予選1回目が行われ、アウディスポーツ・チーム・ランドの1号車アウディR8 LMS(クリストファー・ミース/ケルビン・バン・デル・リンデ/シェルドン・バン・デル・リンデ/レネ・ラスト)が8分18秒914でトップタイムをマークした。

 WTCR世界ツーリングカーカップのレース1に続き、すっかり暗くなり始めた現地時間20時30分からスタートしたニュルブルクリンク24時間の予選1回目。このタイミングで、日中のプラクティスで走行しなかった多くのマシンもコースイン。ピットレーンも頻繁に出入りするマシンがあふれ、大混雑となった。

 コース上ではクラッシュも相次ぐなか、トップタイムをマークしたのは昨年もこのレースを制した1号車アウディ。8分18秒914でトップタイムをマークし、終盤には多くのチームがタイムを上げたものの、首位で予選1回目を終えた。

 2番手につけたのは、オートアレーナ・モータースポーツの11号車メルセデスAMG GT3。次いでアウディスポーツ・チームBWTの24号車アウディが、4番手にはクース・チーム75・ベルンハルトの75号車ポルシェ911 GT3 Rが、5番手にはカーコレクション・モータースポーツの15号車アウディが続き、ワークスドライバーたちが乗り込むマシンが上位独占。特にアウディ勢の躍進が目立った。また、トップ6は1秒差以内という僅差の戦いになっている。

 日本勢では、SP-PROに参戦するTOYOTA GAZOO Racingの土屋武士/松井孝充/中山雄一/蒲生尚弥組56号車レクサスLCはドライバー交代を順調にこなしながら周回。8分49秒289で総合34番手につけた。ただ、フリープラクティスとは異なりGT3勢の後方につけるポジションとなった。

 一方、SP3Tクラスに参戦するスバル/STIの90号車スバルWRX STI(カルロ・バンダム/ティム・シュリック/山内英輝/井口卓人)は、セッション後半にステアリング系の小さなトラブルが起きピットで作業を行うが、その後コースに復帰。最終周に山内が9分07秒581をマークし、総合45番手/SP3T首位につけた。

 SP8クラスに参戦するNovel Racingの佐々木孝太/吉本大樹/ドミニク・ファーンバッハー/マリオ・ファーンバッハー組42号車レクサスRC Fは9分44秒069を佐々木がマークし、総合84番手/クラス5番手に。43号車レクサスIS F CCS-Rの東徹次郎/小山佳延/松井猛敏/佐々木孝太組は10分13秒315というベストタイムで総合106番手/クラス7番手につけている。

 ニュルブルクリンク24時間は5月11日(金)には予選2回目とトップ30クオリファイが行われ、グリッドが決することになる。

1号車アウディR8 LMS
アウディスポーツ・チームBWTの24号車アウディが
クース・チーム75・ベルンハルトの75号車ポルシェ911 GT3 R
オートアレーナ・モータースポーツの11号車メルセデスAMG GT3
TOYOTA GAZOO Racingの56号車レクサスLC
ピットで話し込むTOYOTA GAZOO Racingの土屋武士、松井孝充、中山雄一
スバル/STIの90号車スバルWRX STI
42号車レクサスRC F
NOVEL Racingの43号車レクサスIS F CCS-R
42号車レクサスRC F
NOVEL Racingの43号車レクサスIS F CCS-Rの東徹次郎と佐々木孝太


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