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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.07.09 15:57
更新日: 2018.07.09 23:04

IMSA:最後尾からの大逆転でオレカLMP2が2連勝。フロントロウ独占のレクサスRC Fは2位表彰台

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ル・マン/WEC | IMSA:最後尾からの大逆転でオレカLMP2が2連勝。フロントロウ独占のレクサスRC Fは2位表彰台

 北米耐久シリーズの最高峰、IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップは7月8日、カナダ、ボーマンビルのモスポートパークでシリーズ第7戦が行われ、2時間40分の決勝レースをコア・オートスポートの54号車オレカ07・ギブソン(ジョナサン・ベネット/コリン・ブラウン組)が制した。

 第6戦ワトキンス・グレンの翌週開催となった第7戦モスポート。シリーズ唯一のアメリカ国外開催となる同ラウンドにはプロトタイプ(P)、GTル・マン(GTLM)、GTデイトナ(GTD)の3クラス合計32台がエントリーし、この内プラクティスで大クラッシュを喫したLMP2マシン1台を除く31台が決勝に臨んだ。

 7日(土)の予選でポールポジションを獲得したのはブラウン駆る54号車オレカだった。しかし、コア・オートスポーツは決勝に向けてスタートドライバーの交代を選択。クラス最後尾に下がるのを覚悟で、ジェントルマンドライバーのベネットにファーストスティントを託した。

 迎えた8日の決勝は、繰り上がりポールとなったアキュラ・チーム・ペンスキーの6号車アキュラARX-05 DPiがホールショットを決めてレースをリード。これにスタート直後の攻防で3番手から順位を上げたコニカミノルタ・キャデラックDPi-V.Rの10号車キャデラックが続いていく。

 トップ2台の差がなかなか広がらないなか、スタートからわずか20分で最初のフルコース・イエロー(FCY)が導入される。その後も約1時間の間に合計3回のFCYが入る荒れたレースとなっていくが、このなかで首位を走る6号車アキュラは、ピット出口の赤信号を無視したことで60秒ストップペナルティを受け、大きくポジションを下げてしまう。

 スタートから2時間過ぎ、Pクラス上位陣がほぼ同じタイミングで最後のルーティンピットインを済ませると、10号車キャデラックを先頭にフェリペ・ナッセ駆るウェレン・エンジニアリング・レーシングの31号車、フィリペ・アルバカーキのドライブするマスタング・サンプリング・レーシングの5号車という2台のキャデラックDPi-V.R勢が続き、その後方にブラウンの54号車オレカが総合4番手につける展開となる。

■55号車マツダRT24-P DPiが総合3位走行も……

マツダチーム・ヨーストのマツダRT24-P DPi
マツダチーム・ヨーストのマツダRT24-P DPi
アキュラ・チーム・ペンスキーの7号車アキュラARX-05 DPi
アキュラ・チーム・ペンスキーの7号車アキュラARX-05 DPi


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