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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.08.19 12:13
更新日: 2018.08.19 12:24

WEC:トヨタ、2戦連続フロントロウ独占。「ミスがなくても7号車がポールだったはず」と中嶋一貴

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ル・マン/WEC | WEC:トヨタ、2戦連続フロントロウ独占。「ミスがなくても7号車がポールだったはず」と中嶋一貴

 イギリス・シルバーストンで開催されているWEC世界耐久選手権は8月18日、同地で第3戦シルバーストンの公式予選が行われ、TOYOTA GAZOO Racingはマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ-マリア・ロペス組7号車トヨタTS050ハイブリッドがポールポジションを獲得。またセバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、フェルナンド・アロンソ組8号車トヨタTS050ハイブリッドが総合2番手につけ、前戦ル・マン24時間に続いてフロントロウを独占した。

 2018/19年シーズン、開幕2戦でともにワン・ツー・フィニッシュを決めているトヨタは今季3戦目となったシルバーストンでも好調を維持し、前日から行われている計3回のフリープラクティスすべてでタイムシートの最上段を譲らずに予選を迎えた。

 18日の予選でもその構図は変わらず。ふたりのドライバーの平均タイムによるポールポジション争いは、トヨタの2台によって争われていく。

 最初にタイムアタックに出たのは8号車トヨタのアロンソで、計測1周目にいきなり昨年のポールポジションタイムを上回る1分36秒789をマーク。しかし、僚友7号車トヨタのコンウェイが2周目にこれを100分の2秒上回り暫定首位に立った。

 その後、2台のトヨタTS050ハイブリッドはドライバーをロペスと一貴へと交代しふたたびコースへ。再逆転を狙う8号車トヨタの一貴は計測1周目に1分37秒362をマークするも、これはコースのトラックリミットを超えたとしてタイム抹消に。
 
 その後、3周目に再度タイムを出しに行くが、すでにタイヤのピーク部分を使ってしまっていたためタイム更新とはならず。その間にタイムをまとめていた7号車トヨタがポールポジションを決め、8号車トヨタは0.411秒差の総合2番手となった。
 
 今季2度目のフロントロウ独占を達成したトヨタは、チャンピオンシップポイントを最大限獲得すべく開幕から3戦連続となるワン・ツー・フィニッシュを目指す。

■アロンソ「予選と決勝ではハイブリッドシステムの使い方がやや異なり、難しい面がある」

チームメイトの予選アタックを見守るセバスチャン・ブエミ(左)とフェルナンド・アロンソ(右)
チームメイトの予選アタックを見守るセバスチャン・ブエミ(左)とフェルナンド・アロンソ(右)
8号車トヨタTS050ハイブリッド
8号車トヨタTS050ハイブリッド


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