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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.02.02 19:38
更新日: 2016.03.03 12:12

「ベントレーのLMP2参戦計画は保留状態」

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ル・マン/WEC | 「ベントレーのLMP2参戦計画は保留状態」

 ベントレー・モータースポーツを率いるブライアン・ガッシュは、ベントレーのLMP2カテゴリー参戦計画が現在は保留状態になっているのだと明かした。

 先日、北米ウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC)のLMP2カテゴリーへの参戦を計画していると報じられたベントレー。ヴォルフガング・デュルハイマーCEOは、ベントレーが2017年からのIMSAのデイトナ・プロトタイプ・インターナショナル(DPi)規定に基づいた車両を制作することを検討しているとの発言をしていたのだという。

 現在WSCCで採用されているデイトナプロトタイプに代わる規定となるDPiは、2017年に導入される新規定のLMP2車両を改造する形となる。なお、LMP2はプライベーター向けのカテゴリーだが、DPiはマニュファクチャラーも参戦可能だ。

 17年からのLMP2では、シャシーコンストラクターがオレカ、ダラーラ、オンローク/リジェ、そしてライリー/マルチマチックの4社に限定され、エンジンもギブソンのワンメイクとなる。一方DPiでは、シャシーは上記4社のものから選択することになるものの、市販車の意匠を取り入れたボディキットを制作することができるほか、ギブソンに代わる独自のエンジンを搭載することができる。なおル・マン24時間ではDPiについて、独自のボディワークの採用は認めないものの、独自のエンジンの使用は認めることになる。

 ベントレーのモータースポーツ部門を率いるガッシュは、デュルハイマーCEOのコメントについて、「たしかに取り組みたいと思っているし、ふさわしくてとても意味のあることだと思う。しかし、保留のままになっているんだ」と補足する。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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