ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.12.21 13:32
更新日: 2018.12.24 03:16

【動画】BMW製ハンドドライブを駆使するザナルディのオンボードが公開中。デイトナのコース紹介も


 元CARTチャンピオンのアレックス・ザナルディがドライブするBMW M8 GTEの2画面オンボードが、BMWモータースポーツの公式YouTubeチャンネルで公開されている。

 2019年1月24~27日にアメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ開幕戦ロレックス・デイトナ24時間。

 この伝統的なレースにBMWドライバーとして初挑戦するザナルディが12月中旬、BMW M8 GTEで同地初走行を行なった。今回公開された動画はそのテストの最中に撮影されたものだ。

 2001年のレーシングアクシデントで両脚を失ったザナルディは、彼のために作られたハンドドライブシステムを使って1周3.56マイル(5.73km)のデイトナ・スポーツカーコースを走行。その様子を収めた動画はフロントウインドウ越しの風景と、ドライバーを映すふたつのアングルを同時に視聴することができる。

 下段のコクピット映像では、手前に引くことで開放されるスロットル機構を備えた専用ステアリングと、センターコンソール上に置かれたシフトダウンボタン付きブレーキレバーをザナルディがどのように扱っているのかが一目瞭然に。

 さらに動画では、すでにヨーロッパ内でのテストで約700kmを走破しているレジェンドによるデイトナのコース紹介も行われており、ファン必見の内容となっている。

ハンドドライブシステムを組み込んだBMW M8 GTEのコクピットに収まるアレックス・ザナルディ
ハンドドライブシステムを組み込んだBMW M8 GTEのコクピットに収まるアレックス・ザナルディ
ハンドドライブに用いる専用ステアリング
ハンドドライブに用いる専用ステアリング
アレックス・ザナルディが乗り込むBMW M8 GTEに採用されるハンドドライブシステム
アレックス・ザナルディが乗り込むBMW M8 GTEに採用されるハンドドライブシステム
ザナルディのDTMスポット参戦時に使用されたBMW M4 DTMのハンドドライブ専用ステアリング
ザナルディのDTMスポット参戦時に使用されたBMW M4 DTMのハンドドライブ専用ステアリング


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