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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.01.06 17:17

マツダDPiが連日トップタイム記録。GTD予選ではNSX、RC Fがワン・ツー/IMSAデイトナテスト2日目

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ル・マン/WEC | マツダDPiが連日トップタイム記録。GTD予選ではNSX、RC Fがワン・ツー/IMSAデイトナテスト2日目

 1月5日、アメリカ、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイでIMSA公式テスト“ロア・ビフォア・ロレックス24”の走行2日目が行われ、マツダチーム・ヨーストの55号車マツダRT24-P(ジョナサン・ボマリート/ハリー・ティンクネル/オリビエ・プラ組)が総合トップタイムを記録した。

 前日に引き続きIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの開幕戦、ロレックス・デイトナ24時間が開催されるオーバルサーキットで行われたオフィシャルテストの2日目。この日は午前と午後のセッションに加えて、GTデイトナ(GTD)クラスの予選、さらに全クラス対象のナイトセッションという計4つの走行機会が用意された。
 
 まず、午前のセッションで速さを見せたのは1日目を総合3番手タイムで終えた55号車マツダDPiだ。ティンクネルがドライブしたカーボン地のマシンは、4日のタイムを1秒以上更新する1分34秒925をマーク。
 
 同セッション2番手には、2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソがドライブしたコニカミノルタ・キャデラックDPi-V.Rの10号車キャデラックDPiがトップから0.127秒差でつけ、マツダの77号車が同3番手に入っている。
 
 午後のセッションでは2018年のデイトナポールシッター、ランガー・バン・デル・ザンデ駆る10号車キャデラックDPiが非公式ながらコースレコードとなる1分34秒534を記録。これに続いたのはリッキー・テイラーがドライブしたアキュラ・チーム・ペンスキーの7号車アキュラARX-05で、タイムは1分35秒017だった。
 
 3番手には2018年デイトナウイナーのマスタング・サンプリング・レーシングの5号車キャデラックDPi-V.Rが入り、4番手以下は55号車マツダDPi、6号車アキュラDPi、コア・オートスポーツの54号車ニッサンDPiが続いている。

■55号車マツダDPiが非公式ながらレコードタイムを更新

 GTDクラスの予選セッションを挟んで行われた2019年初のナイトセッションは、マツダ勢が1分34秒台を揃えてタイムシートの上位2段を独占した。この内、トップに立った55号車マツダDPiはボマリートのドライブで1分34秒533というタイムをマーク。午後最速となった10号車キャデラックDPiを0.001秒上回って今テストの総合トップタイムを更新してみせた。

 計4台がエントリーしているLMP2クラスはドラゴンスピードの81号車オレカ07・ギブソンが、午後のセッションで1分36秒553をマークしてクラストップに。2番手には前日クラス首位となったPR1マティアセン・モータースポーツの52号車オレカが1分36秒990で続いている。

 GTE規定車で争われるGTル・マン(GTLM)クラスはこの日も大接戦模様で、全9台が1分43秒台のタイムを揃えた。その中でトップに立ったのはフォード・チップ・ガナッシ・レーシングの67号車フォードGTでタイムは1分34秒148だった。

 フォードGTは僚友66号車もクラス3番手に入りワン・スリーを形成。この間に割って入ったポルシェGTチームは、911号車ポルシェ911 RSRがクラス2番手、912号車が同4番手に入り、この結果テスト2日目はフォードとポルシェがトップ4を独占する構図となっている。

■日本車勢が活躍! アキュラNSX GT3エボ、レクサスRC F GT3が予選ワン・ツー

エイム・バッサー・サリバンの12号車レクサスRC F GT3と、アウディR8 LMSからマシンをスイッチしたマグナス・レーシングの44号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ
エイム・バッサー・サリバンの12号車レクサスRC F GT3と、アウディR8 LMSからマシンをスイッチしたマグナス・レーシングの44号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ
フォード・チップ・ガナッシ・レーシングの67号車フォードGTと、2018年チャンピオンのウェレン・エンジニアリング・レーシングの31号車キャデラックDPi-V.R
フォード・チップ・ガナッシ・レーシングの67号車フォードGTと、2018年チャンピオンのウェレン・エンジニアリング・レーシングの31号車キャデラックDPi-V.R
ドラゴンスピードの81号車オレカ07・ギブソン
ドラゴンスピードの81号車オレカ07・ギブソン
アキュラ・チーム・ペンスキーのエリオ・カストロネベス、リッキー・テイラー、アレクサンダー・ロッシ組7号車アキュラARX-05
アキュラ・チーム・ペンスキーのエリオ・カストロネベス、リッキー・テイラー、アレクサンダー・ロッシ組7号車アキュラARX-05
小林可夢偉、フェルナンド・アロンソを助っ人に迎えた10号車キャデラックDPi-V.R
小林可夢偉、フェルナンド・アロンソを助っ人に迎えた10号車キャデラックDPi-V.R
ホッチキス・レーシングが走らせたポルシェ962のトリビュートカラーを纏った33号車メルセデスAMG GT3
ホッチキス・レーシングが走らせたポルシェ962のトリビュートカラーを纏った33号車メルセデスAMG GT3


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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