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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.01.25 07:05
更新日: 2019.01.25 07:46

マツダ・ヨーストが驚速タイムでポール奪取。可夢偉&アロンソ組は6番手/IMSA第1戦デイトナ 予選

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ル・マン/WEC | マツダ・ヨーストが驚速タイムでポール奪取。可夢偉&アロンソ組は6番手/IMSA第1戦デイトナ 予選

 2019年IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ開幕戦デイトナ24時間の公式予選が1月24日、アメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われ、マツダチーム・ヨーストの77号車マツダRT24-P(オリバー・ジャービス/トリスタン・ヌネス/ティモ・ベルンハルト/レネ・ラスト組)がポールポジションを獲得した。

 青空が広がるなか現地時間15時35分に始まった予選はGTデイトナ(GTD)クラスを先頭にGTルマン(GTLM)、DPi/LMP2クラスの順に各15分のセッションで争われた。

 この予選で速さを見せたのは事前の公式テストから光るスピードを見せているマツダチーム・ヨースト勢だ。
 
 2台のマツダRT24-Pはセッション中盤に55号車マツダのジョナサン・ボマリートが1分34秒285で全体トップに立つと、これを77号車マツダのジャービスが1分33秒957で上回ってみせる。その後、両者はさらにタイムを更新しジャービスは1分33秒685という驚速タイムをマークしてみせた。

 しかし、ライバルも簡単にはマツダのワン・ツーを許さない。
 
 セッション残り7分となったところで、17年もポール争いを繰り広げたアキュラ・チーム・ペンスキーの7号車アキュラARX-05が2台のマツダ勢の間に割って入る。さらに7号車アキュラをドライブするリッキー・テイラーはタイムを1分33秒873としトップを肉薄。また、ファン・パブロ・モントーヤ駆る6号車アキュラも55号車マツダのタイムを上回った。
 
 最終的には77号車マツダがレコードタイムでポールポジションを獲得。アキュラDPi勢は総合2、3番手につけている。総合4番手は早めにピットに戻っていた55号車マツダ、以下5番手から9番手までキャデラックDPi勢が続き、小林可夢偉とフェルナンド・アロンソが加わったことで注目を集めるコニカミノルタ・キャデラックDPi-V.Rの10号車キャデラックDPiは総合6番手から26日の決勝を迎える。
 
 19年に新設されたLMP2クラスでは、ドラゴンスピードの81号車オレカ07・ギブソン(ヘンリク・ヘドマン/ベン・ハンリー/ニコラ・ラピエール/ジェームス・アレン組)が4台中唯一となる1分35秒台のタイムをマークして、同クラスの初代ポールシッターに。2番手はPR1・マティアセン・モータースポーツの52号車オレカ07・ギブソンがつけた。

■GTLMクラスは四つ巴。GTDでは新型NSX GT3がクラス3番手に

フロントロウ2番手につけたアキュラ・チーム・ペンスキーの7号車アキュラARX-05
フロントロウ2番手につけたアキュラ・チーム・ペンスキーの7号車アキュラARX-05
小林可夢偉とフェルナンド・アロンソを助っ人に迎えたコニカミノルタ・キャデラックDPi-V.Rの10号車キャデラックDPi
小林可夢偉とフェルナンド・アロンソを助っ人に迎えたコニカミノルタ・キャデラックDPi-V.Rの10号車キャデラックDPi
19年シーズンからニッサンDPiを走らせるコア・オートスポーツはオーナー兼ドライバーのジョナサン・ベネットが予選アタックを担当し総合12番手に
19年シーズンからニッサンDPiを走らせるコア・オートスポーツはオーナー兼ドライバーのジョナサン・ベネットが予選アタックを担当し総合12番手に
LMP2クラスポールを獲得したドラゴンスピードの81号車オレカ07・ギブソン
LMP2クラスポールを獲得したドラゴンスピードの81号車オレカ07・ギブソン
19年から参戦を開始したエイム・バッサー・サリバン(AVS)の12号車レクサスRC F GT3
19年から参戦を開始したエイム・バッサー・サリバン(AVS)の12号車レクサスRC F GT3


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