レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.02.19 17:28
更新日: 2019.07.23 12:13

ELMS:2019年は3クラス合計41台が集結。最高峰LMP2ではカーリンがシリーズデビュー

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


ル・マン/WEC | ELMS:2019年は3クラス合計41台が集結。最高峰LMP2ではカーリンがシリーズデビュー

 ACOフランス西部自動車クラブが統括するELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズは2月12日、2019年シーズンのフルシーズンエントリーリストを発表。LMP2、LMP3、GTEクラスから計41台が名を連ねた。

 欧州を転戦するスポーツカーシリーズであるELMSは2019年シーズンも4月12~14日に行われる開幕戦ル・キャステレ(ポール・リカール)4時間レースを皮切りに、モンツァ、バルセロナ、シルバーストン、スパ・フランコルシャン、ポルティマオという全6ラウンドで、各4時間の耐久レースが実施される予定だ。

 今回エントリーリストに掲載された41台は、それぞれのクラス王者とランキング2位に付随する2020年ル・マン24時間への自動エントリー権獲得を目指してシリーズを戦っていくことになる。

 そんな2019年シーズンに臨むのはLMP2クラスが18台、LMP3は14台、GTEでは2014年以来最多となる9台だ。

 LMP2クラスでは昨年、最終戦を待たずしてシリーズチャンピオンを決めたロマン・ルシノフ率いるGドライブ・レーシングをはじめ、WEC世界耐久選手権にも参戦しているドラゴンスピード、リジェJS P217ユーザーのユナイテッド・オートスポーツ、パニス・バルテズ・コンペティションなどの継続参戦が決定。

 その一方で、昨シーズンLMP3クラスのチャンピオンとなったRLR・Mスポーツが元F1ドライバーのブルーノ・セナを擁して新規参戦するほか、同じくLMP3クラスからインターユーロポール・コンペティション、クール・レーシング、BHKモータースポーツがステップアップを果たす。

 さらに、イギリスの名門シングルシーターチームであるカーリンが、唯一のダラーラP217ユーザーとしてELMSに乗り込んでくることが決まり、注目が集まっている。

 LMP3クラスでは10台のリジェJS P3と4台のノルマM30が激突。前述のRLR・Mモータースポーツやインターユーロポール・コンペティションをはじめ、2017年王者のユナイテッド・オートスポーツや、360レーシング、ニールセン・レーシングがそれぞれ2台体制を敷く。

 なお、リジェとノルマ、いずれのシャシーでもニッサンのLMP3用ワンメイクエンジン“VK50VE”が用いられる。

■ケッセル・レーシングは83号車フェラーリに女性ドライバー組を設定

RLR・MスポーツからELMSに参戦するブルーノ・セナ
RLR・MスポーツからELMSに参戦するブルーノ・セナ

関連のニュース