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投稿日: 2019.03.15 15:42
更新日: 2019.03.24 17:58

懐かしのアースカラーやアノ人にも遭遇。独自のレース文化、歴史を感じた『WECセブリング』現地ブログ2回目

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Blog | 懐かしのアースカラーやアノ人にも遭遇。独自のレース文化、歴史を感じた『WECセブリング』現地ブログ2回目

 2018年5月から2019年6月にかけて全8戦で行われるWEC世界耐久選手権“スーパーシーズン”。そのカレンダーに組み込まれたアメリカ・セブリングラウンドはIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権との併催イベントとなる一戦だ。1000マイルレースと12時間レースが開催されるこのビッグイベントに、日本からオートスポーツ本誌編集部員・ナカノが潜入。現地からレースレポートとは一味違うトピックスの数々をお届けします。

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 木曜になってIMSAウェザーテックスポーツカー選手権の走行も始まり、より一層活気が増してきたセブリングから、as編集部ナカノが現地ブログ第2弾をお届けします。
 
 F1開幕戦、そしてスーパーGT岡山公式テストの“裏番組”ではありますが、全国100万人のスポーツカーファンの皆さまに、ライブ感のある情報をお届けしますよ。


 こちら、パドックで車検待ちのマツダヨースト・マツダ、77号車マツダRT24-Pです。今年のマツダのカラーリングは“黒に近いワインレッド・メタリック”。カメラマン泣かせの色ですが、実際に見ると本当に上品で、締まって見えてカッコいいです。
 
 まさにフルボディの赤ワイン、という感じ。開幕戦デイトナ24時間では残念な結果となりましたが、ここセブリングで巻き返しはなるのでしょうか。auto sport本誌でも、マツダ関連企画を掲載予定ですので、どうぞお楽しみに!


 おおっ、そのマツダのピットテントで、懐かしい方を発見! アウディで3度ル・マンを制したエンジニア、リーナ・ゲイドさんじゃないですか。一時期はベントレーへ移籍してGT3を担当、昨年はインディカーのエンジニアをしていたはずなのですが、ヨーストつながりでスポーツカーの現場に復帰、なのでしょうか(すみません未確認です)。


 併催のIMSAプロトタイプチャレンジに出場するこのマシンのカラーリングを見て、思わず「あ、ホンダF1のアースカラー」と思ってしまいました。ちなみにこちらのカテゴリー、本日木曜に決勝が行われましたので、絶賛撤収中です……早っ!


 今回、WECは最終コーナーへと続く裏ストレート側のピットレーンを使いますが、IMSAはコントロールラインのあるホームストレート側のピットを使います。
 
 そのホームストレート側のピットビルディングの上には、1952年からの歴代12時間レース優勝車両名が、1コーナー側から最終コーナー側に向けてズラーっと並んでいるんです。アメリカンレースの“ヘリテージ”を感じられていいですよね。さすが『BIRTHPLACE OF AMERICAN ENDURANCE RACING』を標榜するサーキットであります。


 でも、もっとも最終コーナー側のプレートは「2016」。あれ? そのあとはどこに行ってしまったのかというと……。


 ピット棟の中盤、高いところに「2段目」が設けられていました。今年のウイナー(順当に考えればDPiの4メーカーのうちどれか)も、この隣にプレートが掲げられることになるのでしょう。

■セブリングのバンプに勝つには「勇気力」!?


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