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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.05.30 14:38
更新日: 2019.05.30 22:18

ル・マン24時間:スペシャルカラー続々。ポルシェはWECチャンピオン獲得を祝うゴールドに

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ル・マン/WEC | ル・マン24時間:スペシャルカラー続々。ポルシェはWECチャンピオン獲得を祝うゴールドに

 6月12~16日に開催される第87回ル・マン24時間レース、それに先立って行われる2日のテストデーを前に、出場する各チームから続々とスペシャルカラーリングが発表されている。

 4台それぞれに異なるカラーリングを施すことを明らかにしたフォード陣営に続いて、2019年ル・マンでのデザインを発表したポルシェの911 RSRは、ポルシェワークスのデザインはそのままにカラースキームが変更された。

 ポルシェは昨年、創設70周年のセレブレートデザインとして往年のピンク・ピッグカラーを92号車に、ロスマンズカラーを91号車911 RSRに施し、この2台が見事LM-GTEプロクラスでワン・ツー・フィニッシュを飾っている。

 ル・マンでの大量得点に加え、その後の活躍によってチームはWEC世界耐久選手権第7戦スパで、最終戦ル・マンを待たずにマニュファクチャラーズタイトルを獲得。通常はレッドの部分がゴールドとなる新カラーリングは、このタイトル獲得を祝う意味を込めたものだ。

 なお、92号車ポルシェを駆るマイケル・クリステンセンとケビン・エストーレ、91号車のリヒャルド・リエツ、ジャンマリア・ブルーニ組はドライバーズランキングでも現在ワン・ツーとなっており、ル・マンでのダブルタイトル獲得も期待される。

 そのポルシェの3台目、4台目としてル・マンに出場する“北米組”93号車と94号車は、昨年のワークスカラーから一転、2019年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦デイトナ24時間と第2戦セブリング12時間で採用されたブルモスカラーでの登場となる。

 ベースカラーのホワイトにブルーとレッドが差し込まれる、伝統的なカラーをまとったポルシェの使い手としてよく知られるのはブルモス・レーシングの共同設立者でもあるハーレー・ヘイウッドだ。3度のル・マンウイナーで、ブルモスカラーのポルシェでデイトナ24時間を2回制しているヘイウッドは、第87回大会のグランドマーシャルを務めることがすでにアナウンスされている。

■ELMSから参戦のフェラーリ勢もニューカラーを公開

マニュファクチャラーズ王者として2019年ル・マン24時間に臨むポルシェGTチームの911 RSR
マニュファクチャラーズ王者として2019年ル・マン24時間に臨むポルシェGTチームの911 RSR
ブルーとレッドをあしらったカラーリングは、ハーレー・ヘイウッドが共同設立者となったブルモス・レーシングに敬意を評したトリビュートカラーだ
ブルーとレッドをあしらったカラーリングは、ハーレー・ヘイウッドが共同設立者となったブルモス・レーシングに敬意を評したトリビュートカラーだ
ブルモスカラー採用2戦目となったIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第2戦セブリング12時間で優勝した911号車ポルシェ911 RSR
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JMWモータースポーツの84号車フェラーリ488 GTE
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