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2019.06.18

ル・マン24時間:ワークス活動終了のBMW、最後はM8 GTEのランデブーフィニッシュでWECに別れ


ル・マン/WEC | ル・マン24時間:ワークス活動終了のBMW、最後はM8 GTEのランデブーフィニッシュでWECに別れ

 WEC世界耐久選手権のLM-GTE Proクラスに参戦していたBMWは6月16日、フランスのサルト・サーキットで行われた第87回ル・マン24時間レースに2台のBMW M8 GTEを投入。BMW陣営にとっては困難なレースとなったが、最後は81号車と82号車が並んでチェッカーを受け、今季限りでワークス活動を終了するシリーズに別れを告げた。

 2018年5月に開幕した年またぎのWEC“スーパーシーズン”。ル・マン24時間が1シーズンの間に2度行われる変則的な年度に、BMWは同社の新型クーペ『8シリーズ』をベースとする新型GTカー『BMW M8 GTE』を、欧米5メーカーが覇を競うLM-GTE Proクラス持ち込んだ。

 BMWにとってル・マンは2011年のワークス参戦以来、7年ぶりの参戦とあって、スーパーシーズン前年の車両開発時から大きな注目を集めていた。しかし、周囲の期待とは裏腹に、新車に対して厳しい同クラスのオートマチックBoP(バランス・オブ・パフォーマンス)の影響を受け、同じくニューマシンを投入したアストンマーティンとともにシーズン序盤戦は苦しい戦いを強いられていく。

 そんななか迎えた第4戦富士ではトム・ブロンクビスト/アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ組82号車BMWがクラス2位となり、待望の初表彰台を獲得する。
 
 また、2019年3月に行われた第6戦セブリング1000マイルで、今度はマーティン・トムチェク/ニッキー・キャツバーグ/アレクサンダー・シムズ組81号車が2位に入るなど着実に戦闘力を増してきていた。
 
 しかし5月22日、BMWは今季限りでWECから撤退する意向を発表。それはアナウンスから3週間後の2019年ル・マン24時間が、陣営のラストレースとなることを意味していた。
 
 そんな最後のル・マンで、BMWのワークス部隊であるBMWチームMTEKは、82号車が予選5番手、81号車が16番手からスタートを切っていく。しかし、両者とも徐々にポジションを下げ、さらにはトラブルも抱え度々ピットガレージでの修復作業を余儀なくされた。

 それでも、コース上でストップしてしまった81号車を含め、最後は2台がコース復帰を果たしスタートから24時間後にはランデブー走行で無事にフィニッシュ。ラストレースは82号車BMWがクラス11位、81号車BMWはクラス14位で完走を果たしている。

■1999年のル・マン優勝マシン『BMW V12 LMR』がサルトに登場

ニッキー・キャツバーグ、マーティン・トムチェク、フィリップ・エング組81号車BMW
ニッキー・キャツバーグ、マーティン・トムチェク、フィリップ・エング組81号車BMW
アウグスト・ファーフス、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ、ジェシー・クローン組82号車BMW
アウグスト・ファーフス、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ、ジェシー・クローン組82号車BMW
LM-GTE Proクラスに挑んだBMWチームMTEKのBMW M8 GTE
LM-GTE Proクラスに挑んだBMWチームMTEKのBMW M8 GTE
BMWチームMTEKのBMW M8 GTE
LM-GTE Proクラスに挑んだBMWチームMTEKのBMW M8 GTE


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