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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.07.25 11:50
更新日: 2019.07.26 12:26

プライベーター勢が肉薄するも、トヨタの2台が1-2キープ/WECプロローグ2日目

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ル・マン/WEC | プライベーター勢が肉薄するも、トヨタの2台が1-2キープ/WECプロローグ2日目

 7月24日、WEC世界耐久選手権2019/2020年シーズンの開幕を前にスペイン、バルセロナで開催されている公式プレシーズンテスト“プロローグ”は走行2日目も2セッションが行われ、TOYOTA GAZOO Racingの7号車トヨタTS050ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組)が前日に続いて全体トップタイムをマークした。

 テスト初日に引き続き晴天に恵まれたカタロニア・サーキットは、この日も気温30度以上の真夏日に。路面温度も午前中に46度を記録した。そんなコンディションのなかでスタートしたモーニングセッションでは、開始30分後にコンウェイ駆る7号車トヨタが1分29秒623を記録し、タイムシートの最上段を確保。

 その後、約3時間30分に渡ってこのタイムが更新されず、同車がセッション3首位となっている。2番手は僚友8号車トヨタTS050ハイブリッドでこちらはセッション終盤、ブレンドン・ハートレーのドライブで1分29秒719をマークした。

 LMP1プライベーターのレベリオン・レーシングとチームLNTは2日目もトヨタの後塵を拝することとなったが、タイムは前日と比べてコンマ4~8秒向上。3番手につけた3号車レベリオンR13・ギブソンは1分30秒110をマークして、トップとの差を0.487秒に縮めている。

 4番手は1号車レベリオンで、タイムは1分30秒356。5番手、6番手にはチームLNTのジネッタG60-LT-P1・AER勢が、1分31秒台前半のタイムで続いた。

■ジネッタがレベリオンの間に入り4番手に

 日が傾いた午後のセッションでは気温が30度を下回り、路面温度も41度まで低下。午前よりもタイムが出やすい状況となったアフタヌーンセッションでも7号車トヨタの速さは衰えず、18周目にロペスが1分29秒141を刻んで全体トップに立った。

 これに続いたのは30周目に中嶋一貴のドライブで1分29秒187をマークした8号車トヨタだ。

 また、1号車レベリオンが1分29秒408をマークすると、4番手に食い込んできた6号車ジネッタも1分29秒697という好タイムを記録。さらに5番手となった3号車レベリオンも1分29秒807を刻み、トップ5が1分29秒台に並ぶ接戦に。

 唯一、1分30秒台に留まった5号車ジネッタもトップの7号車トヨタから+1.098秒と、ワークスvsプライベーターの構図となった2018年以降、両陣営のタイムがもっとも近づいたリザルトとなっている。

■山下健太がLMP2クラス4番手タイムをマーク

7号車トヨタTS050ハイブリッドと1号車レベリオンR13・ギブソン
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TOYOTA GAZOO Racingの8号車トヨタTS050ハイブリッド
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ハイクラス・レーシングの33号車オレカ07・ギブソン
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ポルシェGTチームの新型ポルシェ911 RSR
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