ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.07.29 02:15
更新日: 2019.09.08 22:24

スパ24時間:雨で波乱のレースは20号車が制しポルシェがワン・ツー。ホンダNSX GT3が殊勲の6位に


ル・マン/WEC | スパ24時間:雨で波乱のレースは20号車が制しポルシェがワン・ツー。ホンダNSX GT3が殊勲の6位に

 インターコンチネンタルGTチャレンジ/ブランパンGTワールドチャレンジ・ヨーロッパの一戦として開催されたトタル・スパ24時間は7月28日、現地時間16時30分にチェッカーを迎えた。途中6時間近く強い雨のために中断されることになったが、波乱のレースをリヒャルド・リエツ/ミカエル・クリステンセン/ケビン・エストーレ組GPXレーシングの20号車ポルシェ911 GT3 Rが制した。2位にはフレデリック・マコウィッキ/パトリック・ピレ/ニック・タンディ組998号車が入り、ポルシェがワン・ツー。ポールポジションスタートだった『プロメア』カラーの4号車メルセデスAMG GT3は3位となった。

 世界三大耐久レースのひとつにして、インターコンチネンタルGTチャレンジのなかでも最も重要なレースと位置づけられているトタル・スパ24時間。今季は予選までは気温40℃近い酷暑のなかでのレースウイークとなっていたが、迎えた決勝日はうってかわって曇天に。決勝スタートの2時間前から雨が降り出し、ヘビーウエットのなかセーフティカースタートが切られた。

 ポールポジションからスタートしたのは、マーロ・エンゲルが駆るメルセデスAMG・チーム・ブラックファルコンの4号車メルセデスAMG。ただ、序盤から72台のGT3カーが各所で非常に激しいバトルを展開する。そのなかでクラッシュなどアクシデントが相次ぎ、フルコースイエローが多発した。

 特に激しいクラッシュとなったのは、スタートから2時間過ぎに起きた3Yテクノロジーの37号車BMW M6 GT3のクラッシュ。ケメルストレートエンドで突如横を向き、正面からガードレールにヒット。ドライバーやコースサイドのマーシャルが心配されたが、幸い無事だった。ただ、このアクシデントのガードレール修復のため、長いFCYが導入される。

 この間に路面はドライへと転じたが、暗くなった22時30分ごろにふたたび雨が。この雨は一時強くなったり弱くなったりと、各チームのタイヤ選択を悩ませることになったが、この頃から急速にアクシデントは減少していった。

 しかし、午前3時過ぎにこの雨が突如強くなりはじめ、グッドスマイル・レーシング&タイプ・ムーン・レーシングの00号車メルセデスAMG GT3の片岡龍也がクラッシュしてしまう。これにより導入されたFCY〜SCは一時解除されたものの、「とても危険な状態でした(千代勝正)」と路面の水量が多く、長いFCYののち、5時43分に天候不良を理由に赤旗中断となった。

3位となったメルセデスAMG・チーム・ブラックファルコンの4号車メルセデスAMG GT3
3位となったメルセデスAMG・チーム・ブラックファルコンの4号車メルセデスAMG GT3
3Yテクノロジーの37号車BMW M6 GT3のクラッシュ
3Yテクノロジーの37号車BMW M6 GT3のクラッシュ
優勝を飾った20号車ポルシェ911 GT3 R(右)
優勝を飾った20号車ポルシェ911 GT3 R(右)
アウディスポーツ・チーム・サンテロックの25号車アウディR8 LMS
アウディスポーツ・チーム・サンテロックの25号車アウディR8 LMS

■レースは悪天候で一時中断に


本日のレースクイーン

スズキ
石井沙季(いしいさき)

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