レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ル・マン/WEC ニュース [PR]

投稿日: 2019.09.26 13:56
更新日: 2019.09.26 14:36

「マイナス40度の世界ではバナナで釘が打てます」。Mobil 1™伝説のCMにWEC戦う一貴&可夢偉が挑戦

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


ル・マン/WEC | 「マイナス40度の世界ではバナナで釘が打てます」。Mobil 1™伝説のCMにWEC戦う一貴&可夢偉が挑戦

 2019-2020年のWEC世界耐久選手権開幕戦シルバーストンをワン・ツーフィニッシュで飾ったTOYOTA GAZOO Racing。好調を維持してWEC第2戦富士に臨む中嶋一貴と小林可夢偉が、今季も公式エンジンオイルおよび技術パートナーとしてチームを支える「モービル1」の伝説のTVコマーシャルの世界を疑似体験!

──一貴選手はあのCMを知っていたということですが、WECのTOYOTA GAZOO Racingをモービル1がサポートしているということで、いつかは体験することになると想像したことはありますか?
中嶋一貴(以下、一貴):考えたこともなかったです(笑)。

小林可夢偉(以下、可夢偉):こんなセットまで作っちゃうんだから、そんなに有名な話やったんや! って(笑)。

──やってみて、いかがでしたか?
可夢偉:たしかに叩けた!

──ホントだったんだと。
一貴:本当だと思っていましたよ(笑)。当時のことだから、コンピューター・グラフィックスだったとも思っていなかったですしね。

──1983年ごろ、超人気番組のCMで放映されていました。
可夢偉:でも、83年って僕、まだ生まれていないんですよね(笑)。

一貴:その後、F1中継のCMでも流れていたのを覚えています。

──モービル1は極寒のところでも大丈夫だし、暑いところでも大丈夫だと。
一貴:それを体験できて、面白かったです。レースで言えば、走っているときにオイルが心配になるような状況はよろしくないですが、そんな心配も要らないと改めて確認しました。

可夢偉:レース中に気になっているようではダメですしね。

──トヨタとエクソンモービルの潤滑油に関する共同研究開発は66年にわたり、日々、クルマを運転される方のための高性能技術の開発と改良に協力して取り組んでいます。WECのレースで使用したエンジンオイルはエクソンモービルへ送られて分析され、新たな改良のためにフィードバックされています。

一貴:いまのWECは、たとえば燃焼効率など、極限まで効率を突き詰めているので、オイルのちょっとした違いでもエンジンのキャラクターが変わってくるでしょうから、オイルの役割は非常に大きいと思います。

可夢偉:その意味でも安心ということですね。

──さて、今度の富士についてですが、TS050ハイブリッドをWECの本番で見ることができるのはそこが最後となります。優勝はもちろんですが、ファンの方々にクルマで一番見てもらいたいところはどこですか?
一貴:やっぱり加速区間での走りですね。最も分かりやすいのは、TGRコーナー(1コーナー)やヘアピンの立ち上がり。そういったところでの加速は、TS050ハイブリッドの最大の強みだと思います。

可夢偉:ヘアピンにはレストランもありますしね。

──その富士に向けての意気込みは?
一貴:開幕戦シルバーストンでは可夢偉たちの7号車が勝っていますし、今年はサクセスハンディキャップ(ウエイトハンデ)のルールもありますので、富士では僕らの8号車が勝たないといけない。予選での一発は昨年から(出力性能調整などで優遇されている)LMP1ノンハイブリッドと同じようなレベルのときもあったので、前に行かれてしまうかもしれませんが、レースでは僕たちにアドバンテージがあると思うので、勝つべきレースでしっかり勝ちたいですね。

可夢偉:もちろん、優勝を狙っていないわけではないですが、富士ではウエイトハンデの面で厳しくなるシチュエーションもあると思います。(ウエイトハンデがゼロだった)シルバーストンでのクルマの状態と比べると、富士では1周あたり約1秒ダウンするだろうと言われていますが、それが正しいのかは富士で走ってみないと分かりません。ただ、苦しくなったとしても粘り強く戦い、獲れるところでしっかり獲っていこうと。今季はすべて勝つというのは難しいでしょうから、ひとつずつ大事に、ですね。

──昨季は一貴選手が2回目のル・マン制覇を果たし、初のWECワールドチャンピオンとなりました。
可夢偉:だから、今季は両方ともオレが獲る。

一貴:獲りにいくのは僕も同じ。ですので、いずれにしてもモービル1には今季も引き続き……。

可夢偉:よろしくお願いします、ということですね(笑)。

Mobil 1 レースクイーン2019の小林沙弥香さん(左)と佐崎愛里さんもICE WORLDへ。伝説のCMに出てくる「Mobil 1はマイナス40度でもこんなに滑らか」を体験!
Mobil 1 レースクイーン2019の小林沙弥香さん(左)と佐崎愛里さんもICE WORLDへ。伝説のCMに出てくる「Mobil 1はマイナス40度でもこんなに滑らか」を体験!


関連のニュース