10月1日、スーパーGT GT300クラスやピレリスーパー耐久シリーズなどで活躍するD’station Racingは、10月4〜6日に富士スピードウェイで開催されるWEC世界耐久選手権第2戦富士に、デンプシー・プロトン・レーシングとコラボレーションし、星野敏が参戦すると発表した。
エンターテインメント企業であるNEXUS株式会社の代表である星野は、ジェントルマンドライバーとしてスーパー耐久を中心にさまざまなレースに参戦。2018-19シーズンには、WEC富士戦に初参戦し、慣れ親しんだ富士で見事LM-GTE Amクラスのポールポジションを獲得。レースではチームがペナルティを受けてしまったが、暫定で表彰台を獲得する活躍をみせた。
その勢いで参戦した2019年6月のル・マン24時間では、慣れないサルト・サーキットに苦戦。初参戦の洗礼を受けてしまったが、今回、地元ラウンドの富士でその“リベンジ”に挑む。
ドライブするのは、昨シーズンもドライブしたデンプシー・プロトンの88号車ポルシェ911 RSR。星野はエイドリアン・デ・リーナーとトーマス・プライニングとトリオを組み挑む。
富士ラウンドにはすでに4人の日本人ドライバーの参戦が決まっており、星野の参戦決定は5人目。本業の合間を縫って日々トレーニングを欠かさない星野だけに、昨年の好走の再現を期待したいところだ。