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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.10.02 12:25
更新日: 2019.10.03 20:58

WEC:勝利の女神となるか、TFスポーツが公式“ゆるキャラ”発表。富士戦を前にTwitterで公募

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ル・マン/WEC | WEC:勝利の女神となるか、TFスポーツが公式“ゆるキャラ”発表。富士戦を前にTwitterで公募

 WEC世界耐久選手権のLM-GTE Amクラスにアストンマーティン・バンテージAMRで参戦しているTFスポーツは10月1日、SNSを通じてファンから募っていたチーム公式キャラクター『雷電姫』を発表した。

 イギリスに拠点を置くTFスポーツは同国のラグジュアリーブランド、アストンマーティンのカスタマーチームとしてWECをはじめ、ブランパンGTシリーズや母国イギリスのブリティッシュGTなどで活躍する強豪チームだ。9月末にバルセロナで行われたブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップでは、プロ・アマカップでダブルタイトルを獲得している。

 WECには2017年ル・マン24時間レースで初登場し、翌2018/2019年“スーパーシーズン”にLM-GTE Amクラスへフル参戦を開始。チームランキング3位に食い込むなど本格参戦初年度ながら存在感を示してみせた。

 また、チームは今季もサリ・ヨルックとチャーリ・イーストウッド、アストンマーティンワークスドライバーのジョナサン・アダムの3名を継続起用すると、9月初旬に迎えた“シーズン8”開幕戦シルバーストンでは母国ラウンドでクラスポールポジションを奪っている。

WEC第1戦シルバーストンでポールポジションを獲得した(左から)チャーリ・イーストウッド、ジョナサン・アダム、サリ・ヨルック
WEC第1戦シルバーストンでポールポジションを獲得した(左から)チャーリ・イーストウッド、ジョナサン・アダム、サリ・ヨルック

 そんなTFスポーツは多くのチームと同様に、TwitterなどのSNSで広報活動を実施しているが、昨シーズンの富士ラウンドを境に日本語のツイートが頻繁に登場するようになり、今季も富士6時間レースに向けたインフォーメーションやドライバーのプロフィールを紹介する投稿などが度々行われてきた。

 今回の“ゆるキャラ”公募も日本のファンとの交流の一環として行われたもの。チームは事前に90号車バンテージAMRをイメージしたマスコットキャラクターのアイディアを募集し、選考作品の作者を週末のWEC富士のガレージツアーに招待するとしていた。

 そのセレクションを勝ち抜き1日にお披露目された『雷電姫』は、衣装に今季カラーリングが変更された90号車アストンマーティンをイメージさせる色使いがなされているのが特徴だ。また、マシンのフロントからサイド、リヤにかけて伸びる幾何学的なラインやTFスポーツのロゴマークなども盛り込まれるなど、“ゆるキャラ”と呼ぶには疑問が浮かぶほど細部まで描かれているのが見てとれる。

 そんなWECの新アイドルが今後、TFスポーツや世界選手権シリーズのなかでどのように扱われていくのかが興味深いところだが、まずはその姿をチェックしてみよう。

TFスポーツは今季、マシンのスイッチに合わせてベースカラーをブルーからレッドに変更した。
TFスポーツは今季、マシンのスイッチに合わせてベースカラーをブルーからレッドに変更した。


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