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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.10.05 17:27

中嶋一貴「重要なのは一切ミスをせず、自分たちがいるべきポジションを確保できたこと」/WEC第2戦富士 予選会見

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ル・マン/WEC | 中嶋一貴「重要なのは一切ミスをせず、自分たちがいるべきポジションを確保できたこと」/WEC第2戦富士 予選会見

 10月5日に行われた2019/20年のWEC第2戦富士公式予選。セッションを終えて各クラスのポールポジションを獲得したドライバーたちがポール獲得の喜びを語るとともに、6日(日)に控える6時間の決勝レースへ向けた展望を語った。

●中嶋一貴(8号車トヨタTS050ハイブリッド/LMP1クラス ポールポジション)

「いい状態でブレンドン(ハートレー)にたすきをつなぐことができたと思います。ニュータイヤがもっともパフォーマンスを発揮するのは1周だけですし、僕とブレンドンではアタック時の状況も違いましたけどね」

「僕自身は、そのなかでベストを尽くせたと思います。もちろん、細かいところまで突き詰めれば改善の余地もありますけど、アタックには満足しています」

「なにより重要なのは一切ミスをせず、自分たちがいるべきポジションをしっかり確保できたこと。特にサクセス・ハンディキャップがある以上、最大のライバルと言ってもいいチームメイト(7号車トヨタTS050ハイブリッド)に負けるわけにはいきませんから」

「明日のレースを最前列からスタートできるのはうれしいですね。クリーンなレースをして、このポジションを守ったままチェッカーを受けたいと思います」

●ブレンドン・ハートレー(8号車トヨタTS050ハイブリッド/LMP1クラス ポールポジション)

「カズキとセバスチャン(ブエミ)、そしてトヨタと一緒に初めてのポールポジションを獲得できてうれしいよ。カズキは素晴らしいアタックをして、ベンチマークとなるタイムを残してくれた」

「僕も彼と変わらないペースでアタックしていたんだけど、最終セクターでトラフィックに引っかかってしまった。仕切り直して2回目のアタックに向かい、ポールポジションを手にすることができた」

「ただプライベーターとは予想よりも差がついていることに驚かされた。(1号車レベリオンは)去年の予選で1分24秒031のタイムも記録しているからね。富士スピードウェイのレイアウトから、予選では僕たち(ハイブリッド勢)にアドバンテージがあるとは思っていたけど、決勝ではもっと僅差の争いになるだろう」

「とにかく、チーム加入後の初ポールを手にできて本当にうれしい。明日の決勝も自分の仕事をやり遂げてみせるよ」

●ホーピン・タン(37号車オレカ07・ギブソン/LMP2クラス ポールポジション)

2019/20年のWEC第2戦富士、LMP2クラスでポールポジションを獲得した37号車オレカ07・ギブソンの面々
2019/20年のWEC第2戦富士、LMP2クラスでポールポジションを獲得した37号車オレカ07・ギブソンの面々

「完璧なアタックができたと思う。前戦のシルバーストンでは1周のペースもロングランのペースも悪かった。そこから比べると大きくステップアップできたと思うし、グッドイヤーに(WEC復帰後)初のポールポジションをもたらすことができてうれしく思う」

「明日は天候が変わって、タフな戦いになるだろうけど、去年は表彰台を獲得しているし、今年もその戦いを再現したい」

●ガブリエル・オーブリー(37号車オレカ07・ギブソン/LMP2クラス ポールポジション)

「みんなが言うように、明日は天候が大きく崩れそうだ。とにかく、まずはシルバーストン戦が終わってから懸命に作業してくれたチームに感謝したい。今日の結果はチームの働きがなければなし得なかったものだ」

「明日もまたタフな戦いになりそうだけど、今日の予選と同じように全力で臨むよ」


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