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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.10.10 16:04
更新日: 2019.10.10 16:08

決勝前に山下健太をくま吉が激励。玉入れではドライバーも大興奮/WEC富士トピックス

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ル・マン/WEC | 決勝前に山下健太をくま吉が激励。玉入れではドライバーも大興奮/WEC富士トピックス

 10月4~6日に静岡県の富士スピードウェイでWEC世界耐久選手権第2戦富士6時間レースが開催された。パドック、グリッドウォーク、グランドスタンド裏でのイベントは世界選手権ということもあり、国内レースとは異なるものが多かった。そんなWEC富士で見つけたトピックスをいくつかお届けする。

■パドックの様子

 まずは土曜日のフリー走行中のパドックを歩いてみた。6時間の耐久レース、そして決勝日が雨予報ということもあり、どのチームもタイヤを何セットも積み上げているのが見られた。写真には写っていないが、テントの裏にはタイヤを保管するボックスもあり、まだほかにも準備されているようだった。

パドックに積んであったタイヤ
パドックに積んであったタイヤ

 こちらはのしゃがんでいる方はタイヤエンジニアだろう。路面温度を計測器を使い確認している様子だ。国内レースではタイヤメーカーの方がピット側で測っているためあまり見られない光景だろう。

 パドックを歩くたびにこの光景を目にしたのだが、頻繁にチェックしているのだろうか?それともタイミングが良かっただけ?

路面温度を測るエンジニア
路面温度を測るエンジニア
路面温度を測るエンジニア
路面温度を測るエンジニア

 タイヤウォーマーも発見したが、あまり内側の構造を見たことがないため新鮮にうつった。電源をつなげば熱くなり、タイヤを暖められるのだが、何度くらいまで上昇するのだろうか。

タイヤウォーマー
タイヤウォーマー

 また、タイヤウォーマーに色をつけているチームもあった。もちろん前後左右どの位置のタイヤか書いてあるのだが、急いでいるときは文字より色で判断した方が早くみつけられるはずだ。

色で判別しやすいタイヤウォーマー
色で判別しやすいタイヤウォーマー

 こちらはWECオフィシャルパートナーのTOTALの燃料が入っているドラム缶だ。200リットルのドラム缶をフォークリフトで4本運んでピット裏に準備。6時間レースでかなりの量が使用されるのだろう。

燃料が入っているTOTALのドラム缶
燃料が入っているTOTALのドラム缶

 フリー走行を終えた頃にはMedia Hot Lapsという、いわゆる同乗走行イベントが行われそれに参加した。ポルシェ、フェラーリ、アストンマーティンが走り、乗ったはアストンマーティンのDB11。

Media Hot Lapsに使用されたアストンマーティンDB11
Media Hot Lapsに使用されたアストンマーティンDB11

 ドライバーはTFスポーツから参戦しているチャーリ・イーストウッドだ。乗る前は誓約書にサインし、初の体験ということもあり不安だったが、すごく楽しい経験ができた。

Media Hot Lapsのドライバーを務めたTFスポーツのチャーリ・イーストウッド
Media Hot Lapsのドライバーを務めたTFスポーツのチャーリ・イーストウッド

 いきなり加速し、1コーナー手前で200キロ超え。深いブレーキングから1コーナーで横Gがかかり「クルマってこんなに速く走れるんだ」と思った。景色も楽しめ、コース上から見る富士山はまた格別だった。

ホームストレートでいきなり200キロ超えのスピード
ホームストレートでいきなり200キロ超えのスピード
Media Hot Lapsの様子
Media Hot Lapsの様子

 WECのグリッドセレモニーガールとグリッドセレモニーボーイも登場し、決勝レース前に行われるピットウォークやセレモニー、イベントステージなどで活躍していた。

WECグリッドセレモニーガール
WECグリッドセレモニーガール
グリッドセレモニーボーイ(高橋翼、篠原拓朗)
グリッドセレモニーボーイ(高橋翼、篠原拓朗)


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