1月3~5日にかけてアメリカ、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われたIMSA公式テストで、マツダチーム・ヨーストの77号車マツダRT24ーPは非公式ながら従来のレコードを破る暫定レコードタイムをマークした。その際に撮影されたオンボード映像がマツダモータースポーツの公式Twitterアカウント(@MazdaRacing)で公開されている。
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦しているマツダチーム・ヨーストは2020年シーズンも同シリーズの最高峰クラスであるDPi(デイトナプロト/インターナショナル)クラスに、2台体制でエントリーした。
年明け早々に開催された公式テスト“ロア・ビフォア・ロレックス24”は月末に行われるシーズン開幕戦デイトナ24時間レースや、全12戦で争われるシーズンに向けた事前テストだ。マツダは2019年、このロアで速さをみせ、その後の初優勝を含むシーズン3勝に弾みをつけている。
迎えた2020年のロアでもマツダチーム・ヨーストは好調を維持しテスト初日、2日目を77号車と55号車によるワン・ツーで終える。最終日となった5日はプラクティスでのファステストはなかったものの、レースウイーク中に使用するピットボックスを懸けた特別予選で、オリビエ・プラ駆る77号車が1分33秒324という暫定レコードタイムを記録してみせた。
今回公開された動画では、まさに鬼神の走りとも言うべき当該ラップをオンボード視点で振り返ることができる。テスト中のタイムであり、あくまでも暫定ではあるが“デイトナ最速”の走りは一見の価値ありだ。
Ride on board with @olivierpla in the Mazda RT24-P #77 as he sets the unofficial course record at @DISupdates. #MazdaMotorsports #IMSA #Mazda #ROAR24 @IMSA pic.twitter.com/hpBSsEsJj9
— Mazda Motorsports (@MazdaRacing) January 5, 2020